併願

概要

 併願と一口に言っても人によって受ける学校から受験方法までさまざまな種類があります。アメリカ専願という人もいますし、アメリカと日本を併願するにしても、(アメリカ)+(AO)というひともいれば(アメリカ)+(一般受験)という人もいます。海外を組み合わせて(イギリス)+(アメリカ)、(カナダ)+(イギリス)もいれば、(海外複数国)+(日本)という人もいます。
 この章では、今まで先輩たちが併願に関してどのような道筋を辿ったのかを紹介していきたいと思います。選択肢は数多くあり、どれが正しいとは言い切れません。ですが、自分に何が合っているのか、この体験談が少しでもそれを決める手助けをできたらなと思います。

もちろんこれ以外にもありますが、併願の際に主な選択肢になってくるであろうものを下に挙げておきます。
・一般受験
・AO・推薦入試
・アメリカ
・カナダ
・イギリス
・オーストラリア

体験談 ver.併願

A君の場合 (アメリカ+東大)

-併願を決めたのはいつですか?

高校三年生の4月の終わりでした。というかそのときに海外受験をする事にしました。親の希望もあり、もともと志望していた東大は滑り止めという形で日米併願する事にしました。

-やはり大変でしたか?

はい。僕の場合は他の海外受験する人とは異なり、それまでSAT対策などを全くしていなかったので、それからはひたすら単語を覚えるのと英語を早く読むのを練習し、12月まで学校の授業以外、国内対策の勉強はしませんでした。SATの勉強をする一方で学校の成績もとらないといけないので併願はやはり辛かったです。また、最後の1月のSATはセンターの一週間後というのもあって、どちらの勉強もおろそかになりそうでした。もし、高校1年生や2年生で併願を考えているなら、課外活動の隙間にこつこつと勉強することをお勧めします。(当たり前の事しか言えなくてごめんなさい!)

-後輩にアドバイスなどあればお願いします。

できれば高校2年生の終わりには国内大学に合格するぐらいの学力を付けておいて、後の一年間を海外受験に集中させるのが良いと思います。併願をすべきかどうかについては一概に言える事ではなく、個人によって善し悪しがあると思います。僕の場合だと理系の道に進むつもりなので、アメリカの大学に行くにしても国内の大学受験で学ぶ程度の事は知っておかないといけません。国内受験勉強でするはずだったものをわざわざ海外の大学に来てまで学ぶというのも時間の無駄だと思ったので、目的のある併願だったと思っています。

B君の場合 (アメリカ+AO)

-併願をしようと思ったのはなぜですか

自分は国内受験レベルの英語の勉強も高1の一年間平岡塾に通うことで始めました。なので、高2になり海外受験を決意した時もTOEFLとSATのスコアがネックになるだろうと思い、勉強時間的に国立との併願は諦めました。ただ最悪のケースを考えた時に、これだけやって浪人でもう一年好きなことを勉強できないのは嫌だったので私立のAO入試を受けることに決めました。

-AOの中でも慶応を受けたとのことですが、なぜですか?

僕は政治学を軸として宇宙政策を勉強しようと思っているので、早稲田の政経か慶応の法学部政治学科かなと思っていました。受験後に早稲田AOの方が海外と併願しやすいという噂を聞いたのですが、僕は慶応AOを選びました。
その理由の1つ目は二次試験の内容です。先輩に聞いた所、早稲田の二次は英語と学校の現文程度の国語だと言われましたが、実際に見てみるとやたら長くて嫌になったのと、普通にペーパーテストなのでもしかしたらミスるかもという感触を受けました。それに対し慶応の二次は、小論文中心だったのでここで大きく落とすことはないな~と思いました。2つ目の理由は慶応の院に宇宙政策センターがあるので、ここの授業名や青木節子教授の名前といった具体的なWhy I choose Keioが言えるなと考えたからです。その他、日本で就職することになった場合のことや、僕が高校時代にいただいた模擬国連優秀賞から今まで慶応AOに出願した人はみな合格しているということもポイントでした。
FIT入試と呼ばれる慶応法学部AO入試のA・B式の区分に関しては、僕はBだけに出しました。出願のためのGPAが足りているのであれば、B方式の方が二次も楽ですしB方式に単願するのも十分選択肢になりうるのではないかなと思います。地方枠という影響もあるのですが、合格者数を見てみてもB方式の場合ほぼ全員が一次試験合格していますし、二次まで含めた倍率も二倍程度とA方式の四倍に比べ低いです。

-では、まず最初に行われる一次試験についてお聞かせください。

 一次試験、書類選考の話をしたいと思います。これが慶応側とのファーストコンタクトになるので二次試験より大切という先輩もいました。僕のB方式の時は、2000字の志望理由書・履歴書のようなもの・履歴書裏の4つの短い質問(←願書開けないと気づかないので注意)・先生一人からの推薦状・調査書等でした。これらに加えてA方式は自由記述があり、大変そうでした。資格などの追加資料はA方式のみ添付してよいと書いてあったのですが、慶応に直接電話したところB方式でも追加資料を添付していいと言われました。僕の場合はTOEFLとSATのスコア、漢検や空手の免許状をコピーして封筒に入れました。
 志望理由書について。これは添削を学校の先生にお願いしていたのですが、結局一人で4回書きなおして終えました。アメリカ向けのエッセイを30回以上書きなおしたのに比べてかなり少ないですが、それなりのものができたと思っています。この程度で合格するという参考程度に原稿を添付しておきますが、何より大切なのはここでの作業が後のアメリカ向けのエッセイに役立ったということです。
さて、志望理由書の方針について。このHPのエッセイの欄にエッセイの書き方は載っていますが、日本とアメリカでは教員側のエッセイに関しての捉え方が異なるので完全に踏襲する必要は無いと思います。僕の場合は、なぜ一般的に上位とされる東大よりも他の大学に行きたいのか→なぜ東大以外の大学の中でも慶応なのか、という展開で、そこに自分のストーリーを絡めつつ大学から将来へのプランに具体性を持たせて書きました。小論文で一人称は”私”にすべきとか最初に結論を書くべき、もしくは脱字をしたら新しい願書を買うべきみたいなセオリーがありますが、自分の好みと合わなかったので気にしませんでした。ただこれは、AO対策塾に通っている友人からこうしたセオリーに関して教わり、逆に敢えて上手く外した方が合格確率はあがるかも?!と僕は思っただけなので、各自で判断してください。無理して変なことをして落ちたら、悔やんでも悔やみきれません。

<FIT入試 志望理由書>

 僕は一人放課後の教室で、スペースシャトルのドキュメンタリー映像の続きを見ていた。6年間に渡る開成生活を思い出し、そして、それらが全て繋がった。12歳の時、僕は学年30人の小さな小学校に通っていた。勉強と運動、そして話すこともできた僕にとって、まさに好きなことを何でもできる環境だった。そのような同い年が300人集まる開成中学校に入学したが、15歳の時にはバンドを始め、僕は再びみなの輪の中心にいた。そんな僕だったが、宇宙の本を読むことが昔からの密かな楽しみであった。試験前になると、他の科目を忘れて地学の教科書や資料集を読み耽っていたことを思い出す。しかし、高校にあがり文理選択の意識を始めると、文系に進むことを決めた僕は大学で宇宙について勉強することを諦めた。そして、元から宇宙とともに関心を抱いていた紛争解決に集中し、模擬国連を始めたのもこの頃であった。

 正直なところ今回も何とかなると思っていた。しかし、実際に練習会議に参加してみると、一言も声を発せないどころか、会議後の他愛もない談笑にすら加われなかった。今までいつも輪の中心にいた僕は、16歳の春に完璧なまでの“挫折”を経験する。この時、常に輝いていた一人の女性、実は前年度の優秀賞受賞者であった彼女を、僕はあこがれの目で見ていた。その年の冬、僕は優秀賞を獲得し日本代表となった。授賞式の後廊下を歩いていると、前から練習会のときの彼女が歩いて来た。僕が「あ。」というと、「渡邉君だよね?おめでとう!」と握手してくれた。春からずっと名前を覚えて見ていてくれたのだ。このとき僕は“挫折”は“乗り越えるもの”であり、“楽しいもの”であることを知った。思えばこれは、彼女が前年度獲得した賞と同じであった。

 そして17歳のある日、高校2年生最後の地学の授業でスペースシャトルのドキュメンタリー映像を見る。そこには、世界が1つとなって打ち上げ成功を喜ぶ姿が映っていた。僕はこんな素晴らしい光景を見たことがなかった。そして同時に、こんなことをできる宇宙への興奮を、僕は抑えきれなかった。一度は世界が1つになれたのだ、これからも平和であり続けることができるはずだ、そう僕は考えた。そして、宇宙開発利用に紛争解決をつなげた時、貴塾という答えに辿り着く。まず何よりも日本で唯一の宇宙法センターがある。法の知識は紛争解決に必須なので、政治学科の国際法の授業を、3・4年次には法律学科のより専門的な国際法の授業をとりたい。しかし、それでも政治学科を希望する理由は粕谷教授の比較政治学にある。月条約からスターウォーズ政策まで、法的軍事的拘わらず宇宙政策に関する事例を全て分析し、それらにこれまでの比較政治学の研究成果全てを加えて応用することで、宇宙開発利用の様々な局面において紛争の回避を図りたい。そのため、比較地域研究論と地域研究基礎の授業を取り、粕谷教授のゼミに参加したい。

 JAXA職員の方は、例えばISSの実験棟の位置に見ることのできる、依然として存在する国家間の力関係の話をしてくださった。またそれだけでなく、政権交代に伴う予算変更による「みちびき」の打ち上げ問題や、省庁間調整の影響もあり衛星の能力に無駄が出てしまう等、既に国内の段階で戦略的な長期的ビジョンの遂行ができていないともおっしゃっていた。現状打開のため、JAXAも国際部の改革を行っているそうだ。より効果的にこの問題へ関わるため、将来は大学教授などの有識者となり、内閣府の宇宙戦略室に入りたい。金井宇宙飛行士とテレビ電話越しではあるが、お話しさせていただいたことがある。その時彼はこう言ってくださった、「宇宙における平和は叶うはずだ」と。憧れの先輩方からいただいた応援を僕は決して忘れない。

 なぜ僕たち学生は学校に行くのか。それは、その環境、そこに集まる人、そしてそれが与えてくれる“挫折”という経験がとてつもなく“楽しいもの”だからだ。学校の本質はその環境にあると僕は考える。東京大学は一般に日本で一番と言われるが、実際にキャンパスを歩いてみると開成卒業生と何度もすれ違う。また、開成生以外の東大生とも既に数多く付き合わせていただいている。このまま東京大学に進学すると、まるで大学生活が高校生活の延長線上にあるようで、“挫折”を味わえないだろう。そこで僕は貴塾に進学を希望する。今まで関わりの薄かった貴塾に進学することで、僕はいくつもの“挫折”を味わうことになると思う。しかし、その度に僕は、“挫折”は“乗り越えるもの”であり“楽しいもの”だということを思い出すはずだ。


-その次に行われる二次試験についても教えてください!

まず2次試験の受験票が各自の家に送られてくると思いますが、これは合格通知ではないので注意してください(僕は間違えました…)。2次試験は日吉のキャンパスで小論文二本と面接が行われたので、僕のした対策と実際の試験に関しての順に書いていこうと思います。
小論文の基礎としての対策としてZ会の小論文のテキストを借りました。友達が行っていた講座に見学しにいき、授業終了後その先生のデスクに行ったら気に入ってもらえ、先生お手製のAO入試シートやテキストをいただきました。また、小論文のトピックに慣れるために日本の論点100を通読し、残りの一週間で気になったテーマに関しては原稿用紙に自分で書いてみたりもしました。政治学科なのでそれなりの政治学の基礎が必要という話も聞き、放送大学から出ている政治学入門を通読しました。ここに関しては、各分野に詳しい先輩に立ち会ってもらい入門用としておすすめを聞くのがいいと思います。
 二次試験本番は1つの大きな教室で全受験者同時に行われました。男子は制服、女子はスーツが多かった印象です。大きな時計が一個ありましたが、腕時計を持っていくのがベターでしょう。お昼ごはんは近くのコンビニに買いに行く時間があるので大丈夫です。一本目の小論はグラフを見て読み取れることを書けという内容だったのですが、グラフの読み取りに加えて女性雇用のM字グラフや各国の政策の特色など、学校の授業での知識を入れられる所は入れるという方針で大丈夫でした。事前に通読した本の内容よりもかなり簡単なレベルの内容だったと思います。ただ時間が余るだろうと思い下書きからゆっくり書いていたら最後焦るはめになってしまったのでそこは気をつけてください。二本目はエジプトの神が二人出てきて文字の是非について会話しており、その続きとして賛成と反対の意見をクリエイティブに書けということでした。なので、素直にのっかり二人の会話調で話を進めました。まず文字のメリット・デメリットに関してブレインストーミングをして、それらを僕が持っている古代エジプトの知識に上手く結び付けられるように考えて書き始めました。文体は普段SNSに投稿するようなウケを狙ったもので最後にオチもつけましたが、その中にちゃんと知識があるとアピールすることが大切だと思います。

-面接もあったとのことですが。

 そうですね。僕は受験番号の関係でたまたま2時間くらい待たされましたが、普通にトイレは言えば行かせてもらえたので、したければそこらへんでも自主性をアピールできると思います。面接は高校の教室くらいの大きさの部屋に男性・女性教授が一人ずつ座り、けっこう離れた向かいに受験者が座る机と椅子がありました。ノックや挨拶、座るのを待つなどのマナーは守りましょう、年上の方は礼儀正しい人を気に入ります。この段階で、志望理由書などのコピーが入った封筒を教授に渡したので、事前に面接担当の教授が各レジュメを読んでいるということは無いのだと思います。さて、FIT入試(慶応法のAOのこと)は圧迫面接らしいのですが、乗り越えるコツは気に入られることだと思います。男子高校生はおばさんに、女子高生はおじさんにウケがいいので、僕の場合は女性教授の方に主に目をあわせたり相槌をあわせたりなどしていました。
 結局教授からの質問は「なんで慶応にきたいの?」の1つだけで、たまに男性教授が突っ込んできたのですが、そのうちに女性教授がもういいでしょう?と10~15分で終わらせてくれました。また、僕は法学部の図書館に泊まれると勘違いしていたのですが、そこから笑いをとれたのでミスをしても変に慌てないようにしましょう。海外にはどうしていかないの?と聞かれたら困るなと思ったのですが、そこは聞かれませんでした。他の受験生に聞いてみたところ、FITの地方枠についてどう思う?とだけ聞かれ終始ふわふわした会話で終わった子や、突っ込まれすぎて泣いてしまっていた子もいました。

-他に後輩が知っておくと良いことはありますか?

 これは最後まで知らなかったのですが、慶應内の併願だけでなく他大学のAO入試との併願も大丈夫なようで、多くのAO友達がしていました。国立の推薦は一橋など2014年度当時からありましたがセンター試験取れるか怪しいということと合格者数が異様に少ないということから辞めました。東大の後期推薦が始まるようですが、選択肢の一つとして是非考えてみてください!

C君の場合 (イギリス+オーストラリア+カナダ)

-複数の国を受験したとのことですが?

 はい。僕はIB(International Baccalaureate)の生徒としてイギリス(5校)、オーストラリア(2校)、カナダ(1校)の海外八校を受験したので、その体験をもとに書いていきます。IBについては別途説明がありますのでその欄を見てください。

-こんなに多くのアプリケーション、どうやってバランスをとったんですか?

IB生の海外大学出願は大体11月にある最終試験が終わってからになります(ただし、イギリスのUniversity of Oxford, Cambridge は10月の末が締め切りなので注意が必要です)。併願する時に一番重要なのは、締切日と大学側が要求するものの確認し、それらをもとに出願の優先順位をはっきりさせて効率よく片付けていくことです。複数校受ける際には情報が色々と入り乱れるので、大切だと思うことは手帳などに記録しておくといいでしょう。海外の大学を複数出願するならば大体、アメリカ→イギリス(締切:1月15日)/カナダ(1月下旬~4月)→オーストラリアを優先順位にして受験していくといいと思います。

-もう少し詳しく各国の特色について教えてください!

 アメリカの大学は1月1日~1月中旬までが出願締め切りで、かつCommon Applicationのエッセイや各大学のエッセイ、親の銀行残高証明書など結構たくさんの書類を揃えないといけないので早めに始めましょう。
 イギリスとカナダは一校ずつ受けるのならば「感覚的な大変さ」でいったらほぼ同じです。ただし、イギリスは一つのエッセイで5校一気に出願できるのですが、カナダの方は同じ5校でも、アメリカのように各大学がエッセイを用意しなければいけない可能性が大なので、イギリスのみの受験者より大変です。イギリスとカナダの両方を受ける人はバランスよく各大学の書類を片付けていくように努めましょう。
 最後にオーストラリアの出願ですが、これは締め切りが4月以降で、Group of eightの大学ならば出願は間違いなくエージェントが代行してくれるので(無料のところもあります)、とても楽です。エッセイもほとんどいらず、成績証明書、願書、卒業見込み証明書、パスポートコピー程度のものをエージェントに送ってしまえば出願は終わったも同然です。

体験談 ver.専願

A君の場合(アメリカ)

-アメリカの受験を決めたのはいつですか?

 米国大出願を決意したのは高2の春でしたが、それまでは日本の受験勉強しかしておらず、高3の一学期もほとんど日本の受験勉強に費やしました。そのため、夏にSATは受けたものの、対策が不十分で目標点数まで届かず、SAT対策が秋にもつれ込みました。秋以降はエッセイに追われ、日本の勉強も並行して進めていたため、早めにSATをクリアしなかったことを後悔しました。

-高3のときはどのように過ごしていましたか?

 9〜10月は学校と塾の時間のみで日本の対策をし、それ以外の時間はエッセイを書いていました。10月末にEarly Actionを済ませたため、11月中は比較的日本の受験勉強に時間を割く事が出来ましたが、12月初頭に2学期の期末試験を終えてからは再びエッセイに追われる日々でした。

-併願をやめたのはなぜですか?

 予定としては元日に出願を済ませた後、センターと赤本に徹する予定でしたが、幸いEarlyで合格を頂いたため、日本の大学には出願せず、早めにギャップタームを始めることにしました。受験勉強をして学べることよりも、ギャップタームで得られる経験の方が自分のためになるのではないかと思ったからです。

-後輩たちにメッセージがあればお願いします。

 日本の受験勉強は受験者数も多いため、やるべきことがある程度はっきりしているかと思います。集中力と努力が必要ではあるものの、周囲と同じ問題を解き、同じ点数を取り、足並みを揃えることで順調に進む傾向はあるかと思います。
 米国大学の出願プロセスは、一人一人の個性を主張し、個々に合ったアプリケーションを作らなければなりません。従って早い段階で自己分析をし、自分がやるべきことを見極めて遂行することが求められ、周囲と足並みを揃えることは非生産的です。周囲の進捗を気にする準備と、自分固有の準備が別々にあることを、早い段階で気づくことが大切だと思います。

Bさんの場合(アメリカ)

-海外専願を決めたのはいつですか?

 最終的にアメリカの大学に行く決心をしたのは高校2年の1月頃でしたが、当時はまだ独学で日本の大学を受験するつもりでした。ただ、それまであまり力を入れていなかった部活以外の課外活動や、エッセイのための自己分析などが予想以上に楽しくなったのと、SATの対策に時間がかかったことで、優先度を低くしていた日本の受験勉強には満足できませんでした。そのまま迎えた夏休み、課外活動やエッセイを続けながら毎年盛り上がる文化祭の3年クラス演劇の準備に没頭するうちに、もう日本の大学受験は諦めようという気持ちが生まれました。もともと同時に多くのタスクをこなすのが得意ではない性格なので、ここでスパッと諦めたのは個人的には良かったと思っています。クラスの友達が模試の成績で盛り上がるなか一人だけエッセイを書くのは辛いときもありましたが、アメリカの大学受験に専念できたことは後悔していません。

-併願をしなかったことについてどう感じますか?

 もちろん、日米両方の受験勉強は相乗効果があると言う先輩もいらっしゃいましたし、日本の大学を休学する形で渡米すれば万が一何かあったときに帰って来る場所が残せる、という話もよく耳にします。私は、併願することの最大のメリットは、受かれば渡米までの数ヶ月間新しい環境で新しい刺激的な仲間と過ごせることだと思っています。一方で、インターンをしたりプロジェクトにゼロから取り組んだりして、とても有意義にギャップタームを過ごしていらっしゃる先輩方に魅了された私は、高校卒業後からアメリカの大学入学までの数ヶ月間を自分の好きなように使ってみたい、と強く感じました。ぜひ、たくさんの経験談やアドバイスを聞いて自分に合った選択をしてください。

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