▼パーソナルストーリーの共有
「人」を伝える。
「海外大学進学」とひとくくりにしても、進学を決めた理由や進学先での体験は人によって様々です。そこで、留学キャラバン隊ではメンターそれぞれのパーソナルストーリーを伝えることに重点を置いています。自らの信念に基づき生きる大学生の「生の声」を伝えることで「主体的な進路選択」という答えのない問いに対する向き合い方を例示し、またその多様性を見せることをねらいとしています。
ーー対象コンテンツ:プレゼンテーション、留フェロらじお
▼自分を主語に考える
「自分ってどんな人?」
留学キャラバン隊では、単なる留学情報提供にとどまらないサポートを行っています。「主体的な進路選択」には「自分の頭で考えること」が欠かせません。そこで、参加者一人一人が自分について掘り下げられるワークショップを用意しています。自分の考え・思いの掘り下げ方を学ぶことで、キャラバン隊参加後も自分の力で「主体的な進路選択」へ歩める力の育成を目指しています。
ーー対象コンテンツ:ワークショップ
▼中高生と等身大で向き合う
中高生にとって身近な存在であり続けること。
海外大学生は自分たちとは異なる、遠い世界の存在だと思われてしまうことが少なくありません。しかし、「主体的な進路選択」は決して特別なものではなく、誰にとっても可能なことです。私たち留学キャラバン隊は参加者と正面から向き合うことを通して、主体的な進路選択をより身近なものにし、同時に参加者が自分と向き合うきっかけ作りを目指しています。
ーー対象コンテンツ:個別相談会
コンテンツ
▼プレゼンテーション
隊員が自身の進路選択や大学での学びをストーリーにして約15分間で伝えます。「主体的な進路選択」を例示することで、抽象的な「主体性」というアイデアに対するイメージを抱きやすくしています。また、「人」ベースで生の声を届けることで「主体的な進路選択」に対して親近感を持ってもらうことを目指しています。
▼ワークショップ
「自分らしい学びについて考える」をテーマに隊員がワークショップを考案し、中高生が自分について考える場を提供します。プレゼンテーションによって「主体的な進路選択」についてのイメージが湧いたところで、「自分らしい学びとは何か」をともに考えます。自分について頭を使う練習をすることで、キャラバン終了後も自分の頭で主体的に考え続けられるきっかけを作ります。
▼留フェロらじお
隊員が中高生からの質問にその場で答えるラジオ形式のコーナーです。海外大学での生活や受験勉強、高校時代の活動など、和やかな雰囲気の中で幅広い情報提供を行います。留フェロらじおの一番の特徴は、その会場で出た質問から構成されることです。各会場のニーズに合わせて情報提供を行うことで、主体的な進路選択や海外進学に対しての疑問をクリアにすることを目指しています。
▼個別相談会
隊員による個別対応の時間を設け、留フェロらじおではカバーできない深い質問など、参加者一人一人のニーズに応えます。キャラバン隊の最後に行われるため、プレゼンテーションやワークショップなどを通して新たに生まれた質問にも1対1で対応することができます。「主体的な進路選択」に向けてメンターと参加者がともに歩むための「心理的な繋がり」を作ることも目指しています。