天文学は主に太陽系の恒星、惑星の性質を定量的に扱う分野で、宇宙物理学は太陽系を超えて、恒星の形成、銀河の形成、ブラックホール、超新星爆発、重力波の観測そして理論の体系化、そして宇宙の誕生、歴史などを追っていく学問。つまりこの宇宙で起きている現象、観測できるものを片っ端から体系化していく学問。
宇宙で起きていることとはいえベースは基本地球規模で起きている物理現象なので、初めは微積分レベルの数学で物理学を学び、同時に望遠鏡の画像データ解析の仕方などを学ぶ。学年が上がるにつれ同じ物理でも複雑な数学の使い方などを学ぶ。
宇宙物理学は基本的に観測、理論、コンピュテーショナル(シミュレーションなど)の3つに位置づけされるが、我々人類は未だに宇宙の5%のことしかわかっておらず、残りの95%を解き明かしたい人や宇宙にロマンを感じる人におすすめ。(Masaya)
いずれ多くの数学、統計学、物理学、プログラミングの知識が必要であるが、学部に入る時点では数II/Bができていればよい。そのため文系からでも専攻は可能。
大学卒業の時点で微分積分、線形代数、テンソル解析、古典力学、電磁気学、量子力学、統計力学、相対論の知識、データ分析に必要なプログラミングスキルが身に付く。(Masaya)
天体物理学の入門の授業。シンプルな物理の法則と、特別な機器がなくても観測できる情報を使って、宇宙の膨張していくスピードや太陽系の年齢などを計算する。
授業の難易度は高くないが、物理の力や宇宙のロマンを感じることができた。
(Logo: Columbia University)
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