工科大学としては大規模。
自分次第で、積極的に動けば暖かく受け入れてくれる。
数十人から数百人のレクチャー、十数人でのチュートリアル、十人ほどでのプロジェクトなど様々。
ベーシックなサンドウィッチから、イタリアン、ギリシャ料理、など、バラエティは豊富。各学部ごとに学生が運営するバーがある。
大きな街ではないが、生活に必要なものは全て揃う。市内と市外の境目が割とはっきりしていて、市外に出ると農場が広がる。
学生数と内訳
2018年
学部:13,081人
大学院:11,151人
その他:471人
合計:24,703人§
留学生
大学全体では21%。英語のプログラムかオランダ語のプログラムかによって大きく異なる。
専攻数
16
クラブ数
不明
年間授業料
EU圏外の学生は:€ 14,500
学部生が対象の奨学金制度は多くないため、必要な場合は日本で獲得しておくことをお勧めする。
競争するよりも自分のペースを大切にする人が多い。そのせいか、標準卒業年数の3年で卒業することにこだわらない人も学費の安いEUの学生を中心に一定数いる。
入学から卒業まで基本的に同じ学部の人たちと学ぶため学部内での結び付きは強い。
工学(航空宇宙・土木・機械・化学・海洋・電気・電子・情報)
理学(環境・地球・海洋・材料・物理・化学・数学)
建築学
工業デザイン
ロケット、ソーラーカー、Formula Studentなど、数々の学生チームがあり、キャンパス内で小型ロケットを担いだ学生を見かけるなどは日常茶飯事である。
スポーツ&カルチャーの施設も充実していて、スポーツチームに加入するほかにも、ヨガやダンス、ピアノなどの様々なレッスンを受けることができる。もちろんジムもある。
キャンパス内の移動は自転車がないと少し不便。
▶︎年間スケジュール(例)
2学期制だが、授業はクォーターで分かれていて試験は年に4回ある。各クォーター10週間(第4クォーターのみ祝日が多いため11週間)。
– 9月1週目:第1学期開始
– 10月末~11月初旬:第1クォーター試験期間
– 12月下旬~1月初旬:クリスマス休暇(2週間)
– 1月中旬~1月末:第2クォーター試験期間
– 2月1週目:春休み(1週間)
– 2月2週目:第2学期開始
– 4月上旬~中旬:第3クォーター試験期間
– 6月下旬~7月上旬:第4クォーター試験期間
– 7月上旬~8月下旬:夏休み(7週間)
▶︎1日のスケジュール(例)
一番早い授業は8:45に始まる。一つの講義は原則45分×2コマで、間に15分の休憩がある。昼休みは1時間で、一番遅い授業が終わるのは17:30。
時間割はクォーターごとに変わるが、朝から夕方まで授業が詰まっていることはほとんどない。
授業の入っていない時間帯は大抵図書館などで勉強している。授業が終わった後はスポーツをしたり、課外活動のプロジェクトをしたり、勉強をしたり、過ごし方は様々。
受験時に専攻を決める。基本的に入学時から専門科目、かつ必修科目ばかりで、他の学部の学生と同じ授業を受けることはない。但し、3年生の前半の半年間はminorを取ることになっており別の分野の授業からも自分で選ぶことができる。
専攻によって英語で開講されているものとオランダ語のものがあるので、受験前に確認する必要がある。
ファウンデーションはない。留学生向けのオランダ語コースはある。
①原則として日本の高校の卒業証書ではオランダの大学への出願資格を満たさないため、何かしらの形でそれを補う必要がある。詳細は受験したい学部のアドミッションオフィスに問い合わせれば選択肢を提示してくれる。
②受験する学部によって選考方法が異なり、書類提出のみの学部と大学独自の入学試験(自宅からオンライン受験可)がある学部がある。ホームページをよく確認すること。