全校生徒数は3万人弱だが、カナダの総合大学のなかでは中規模。
積極的にオフィスアワーを活用するなど、自分から歩み寄れば教授との距離を縮められる。
授業によって異なり、5人ほどのディスカッションベースの授業から600人ほどのレクチャーまである。特に人気の専攻(心理学や経済学など)や必修の入門編の授業は大規模であることが多いが、レベルが上がるほど小規模になる傾向がある。週1回のカンファレンスやチュートリアルは10-30人の小規模で行われる。First Year Seminorと呼ばれる、一年生対象の小さい授業もある。
多国籍料理のバラエティに富んでおり、アジア料理も豊富。ベジタリアンやハラルなどのオプションが多いのも特徴的。キャンパス内に日本食の飲食店があり、キャンパスの程近くには日本人が経営する定食屋さんがある。(全寮制ではないため、昼食は持参したり、キャンパス外で食事をしたりする人も多い。)
メインのダウンタウンキャンパスはモントリオールの象徴であるモンロワイヤルとダウンタウンの間に位置し、高台のキャンパスからは高層ビル街と山を望める。キャンパスの最寄り駅は地下鉄McGill駅で、アクセスはとても便利。 農学部、栄養学部、環境学部などを有するマクドナルドキャンパスはサンタンドゥベルヴュー地区に位置し、植物園や天文観測所がある。
学生数と内訳
学部生:27,478
大学院生:10,201
博士課程生:738
その他:1,247
合計:39,664
留学生率
12,738 (総学生数の30%以上)
専攻数
300+(学部), 400+(大学院)
※副専攻も含めた全てのプログラム数
クラブ数
230+
※大学が公認しているクラブ数
学費
23,722 CAD(日本円で約180万円)
※留学生・Faculty of Artsの場合
学生は基本的に大人(社会的責任のある一個人)として扱われ、学校生活でも私生活においても、様々な局面で自立が促される環境。
大学のモットー ”Grandescunt Aucta Labore”= “By work, all things increase and grow.” に象徴されるように、努力家で自身の行動に責任を持ち、結果に繋げる学生が多い。
政治学, 英文学, 国際開発学, 物理学, 経済学, 地学, エンジニアリング, コンピューターサイエンス
大学院:医学, 法学, ビジネス(MBAは東京にもキャンパスがある)
公立の総合大学で、全寮制ではない。
1年生は寮に入る学生も多いが、2年次以降は大概オフキャンパスで暮らす(アパート・シェアハウス・ホームステイなど)。寮に住むことができるのは1年生(初年度)のみで、2年生以降ではFloor Fellow(寮内の様々な問題に対処するために働き、その代わりに寮費が無料になる。他大学ではResidence Assistantと呼ばれることが多い。)として住むことができる。
全寮制でなく生徒数も多いので、人と繋がるためには自分で積極的に行動を起こす必要がある。
▶︎年間スケジュール
– 8月3週目〜:新入生オリエンテーション
– 9月1週目:秋学期授業開始
– 12月1週目:授業終了
– 12月10日〜20日頃:期末試験(秋学期終了)
– 12月20日〜1月初旬:冬期休暇
– 1月1週目:冬学期授業開始
– 3月1週目:リーディングウィーク
– 4月2週目:授業終了
– 4月末:期末試験(冬学期終了)
– 5月1週目〜8月末:夏期休暇
▶︎平日のスケジュール参考例
授業は8:30から19:00の間に行われ、1日計3〜7時間程度(※Faculty of Artsの場合)
授業の1-2時間前には大学に着き、図書館で予習をしたり、オフィスアワーを訪れたりすることも多い(通学手段は徒歩、自転車、自動車、バス、地下鉄など人それぞれ。住む場所によって起床時間・家を出る時間は変わる)。
昼食は友人とキャンパス内外で簡単に済ませ、午後の授業に出席したのち、図書館または家で勉強。午後の授業がない日や週末にはカフェで勉強をすることも。
2年生の秋学期に専攻を宣言するが、卒業までいつでも変更可能。
Faculty of Artsでは専攻と副専攻を少なくとも1つずつ宣言する。専攻は計36単位、副専攻は計18単位を履修する。
Full-time studentは最終学期を除き一学期に12単位以上の授業を受講する必要があり、1学期で授業5つ(15単位)、1年で30単位を履修するのがスタンダード。計120単位で卒業の要件を満たす(上記はFaculty of Artsの場合。学部によって大きく変わるので注意)。
なし