出願

UCAS

概要

UCASはUniversity & College Admissions Serviceの略称で、イギリス大学・高等教育への総合出願機関のことをいいます。(リンクはこちら

一度に一括で5校まで申請でき、オンライン上で出願から進学手続きまでほとんどの操作をこのUCASを通して行うことができます。
ほとんどの大学の出願締め切りは1月15日なので、この日までに以下の情報を埋めて送信する必要がある。

  • 個人情報(名前、住所、電話番号、メールアドレスなど)
  • 志望する大学と学部名(5校まで)
  • 高校等の情報(Full Education History)
  • 成績(出願時までの成績・IBの場合は取得科目や予想スコアなども含む)
  • 語学力を証明する書類(IELTS・TOEFL)
  • 職歴(あれば)
  • Personal Statement(自己推薦文)
  • 推薦状

特にPersonal Statementや推薦状には時間がかかるので注意が必要です。
また、オックスフォード大学とケンブリッジ大学、医学部、獣医学部、歯学部の出願締め切りは10月15日で、さらに他の試験や面接が必要なので注意しましょう。

(Logo: https://www.ucas.com/)

申請後について

上記の入力を締め切りまでに送信したら、出願料を支払います。
その後、出願の際に提出した予想スコア(Predicted Grades)やPersonal Statementなどの書類を参考に各大学が判断して、UCAS上で結果を知らせます。

大学の返答は以下の3種類です。
– 条件なしオファー(Unconditional Offers)
– 条件付きオファー(Conditional Offers)
– 不合格(Unsuccessful)

条件付きオファーの場合は結果を知らせるページに、入学に必要な条件が記載されています。
多くは卒業までに取得すべき最終成績・スコアの基準が示されているため、出願後にも気を抜かず、条件を達成するために学校の授業にも真面目に取り組みましょう。

クリアリング(Clearing)について

Clearingとは、上記で説明した「条件付き合格」で、条件が満たせなかった場合に、再出願ができる制度です。
7月までに進学先が決定していない場合、学生の定員に空きのある大学やコースへ再度出願することができます。

クリアリングを利用して再出願する場合、早い者勝ちになる可能性があるので、希望する大学/コースに早めに連絡を取り合い、出願が可能であるかを確認する必要があります。(7月上旬にクリアリングの枠が決まると言われています。)
大学から許可がおりれば、UCAS上で再出願して8月頃に通知される結果を待つことになります。