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モントリオール(カナダ)

モントリオール

カナダ国内ではトロントに次ぎ2番目に人口の多い大都市で、フランス語を第1言語とするケベック州に位置しているため、世界でも有数のフランス語圏都市である。
「北米のパリ」と呼ばれるように、ヨーロッパ文化と北米文化が融合した地元文化が印象的で、歴史的建造物と現代的な高層ビルの調和が美しい街並みを織りなす。名前の由来は地元のモン・ロワイヤル山から。
2017年のQS Best Student Cityでは世界第1位に輝くなど、学生にとって住みやすい街づくりがされており、大学が多いだけでなく、家賃が比較的安く、バスや地下鉄、自転車をはじめとする公共交通機関も充実している。
カナダ内のフランス語圏として独特の文化を持ち、その他にも学術・芸術・エンターテインメント・ナイトライフなど、様々な側面で魅力の多い都市である。

環境

ダウンタウンではフランス語と英語のバイリンガルが多いが、地名やストリート名、標識、店や商品の表記など、基本的には全てにおいてフランス語が使用されている。
フランス語・英語の大学がそれぞれ複数存在しており、ダウンタウンは比較的コンパクトなものの、レストランやカフェ、ショッピングモール、お店など、徒歩圏内に生活に必要なものは全て揃っている。
留学生が多いだけでなく、地元民の間でも様々なバックグラウンドを持つ方が多いため、多国籍・多民族社会である。

シルク・ド・ソレイユ発祥の地であり、映画祭やジャズフェスティバルが毎年開催されるなど、芸術やエンターテインメントの街としても知られている。
また、州内では18歳から飲酒が可能で、バーやクラブも多く、ナイトライフが充実している。カナダでは2018年より大麻が合法化されているが、街の治安は比較的良い。
ボストンやニューヨークなどのアメリカ東海岸の主要な都市へのアクセスが良く、日本の成田空港からは直行便も開通している。
6月~9月は暖かく過ごしやすいが、12月~2月は平均気温がマイナス5度を下回るなど寒さが厳しい。冬の時期は雪が多いが、年間を通して雨は比較的少なく、天気の良い日が多い。

全体人口

  • 全体人口

    4,207,902

言語

フランス語・英語

食事

レストランが多く、多国籍な食事を楽しむことができる。
地元(あるいはカナダ)の名物はPoutineと呼ばれる、フライドポテトの上にカードチーズとグレイビーソースのかかった料理。
消費税が14.975%で、チップも必要なため、外食は高くつくことが多い。

住居

学生寮(McGillの場合):$8,148 – $13,052 /年
アパートメント:平均 $500 – $1,300 /月
(https://www.mcgill.ca/undergraduate-admissions/yearly-costs 参照)

 

公共施設

  • 交通の図1
  • カナダの大学のほとんどは公立のため、大学の施設(図書館やジムなど)は基本的に誰でも利用できる。美術館や博物館、コンサートホールも多い。
    ダウンタウンから空港まではタクシーで約20-30分ほど、バスで約45-70分ほど。
    教会やコミュニティーセンター、大使館など、宗教・文化活動ができる場も多い。

交通機関

  • 交通の図2
  • 主な公共交通機関は地下鉄、バス、自転車(bixi)など。Uber等のタクシーアプリも利用できる。
    空港までの専用バス(STM 747シャトル)もある。
    モントリオール内では地下鉄とバス、徒歩を組み合わせれば基本的にどこへでもアクセスできるが、スキーなどのレジャーへは車の利用が望ましい。
    また、モントリオール内ではバスが24時間運行しているため、ナイトライフを存分に味わうことができる。
    大通りには自転車専用道路が整備されており、夏場など雪が積もらない時期には通勤・通学で自転車を利用している人が多い。

この都市にある大学一覧