留ナビ

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The University of British Columbia, Okanagan: 学生の声

実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。

回答してくれた学生: よっしー

1. 校風について

Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

Tuum Est (It is yours / It’s up to you)

未来を作るのは僕たちだ、という意味のモットーであり、助けを求める生徒には、大学は全力でサポートをするという意義も込められています。実際に教授と生徒の距離は近く、生徒の学びを深める教授のエンゲージメントに、UBCの生徒思いの特徴が現れていると思います。


Q. 学生は、どんな雰囲気ですか?

明るく、知的。努力家が多い印象。色々な人種の生徒、教授がいる。日本人の全体との比率は1パーセント程度。


Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

全体的に生徒との距離が近く、質問がしやすい環境があります。生徒の要望にもフレキシブルに対応してくれる教授が多く、生徒とのコミュニケーションを大切にしている教授がほとんどです、


2. 授業・カリキュラムについて

Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか?卒業要件などについても、教えてください。

卒業要件は学部学科によって様々ですが、専攻によっては、一、二年次の成績がある一定のラインを超えていないと、その専攻の学位を取れない場合もあります。
どの学部も、一年次にはScience course(理系科目クラス), English course(英語クラス)をどちらも取らなければいけない場合がほとんどですが、例外もあります。
専攻によって卒業要件は全く違います。


Q. 何か印象に残っている授業はありましたか?

化学の授業で、Active learningを採用しています。Active learning とは、300人の大きなクラスで一人一人の生徒がペアを組み、授業中に与えられた課題を協力して解くというもので、授業中に単元の理解を深めることができます。とても効率の良い学習が出来たと感じています。


3. 留学生について

Q. 留学生コミュニティについて、教えてください?

全体の15%以上の生徒は留学生です。留学生は自分の出身の国の生徒と仲が良い傾向があります。


Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか?

留学生へのサポートとして、Writing Tutoring があります。大学院生が文法の基礎から教えてくれるので、課題制作の時に役立ちます。
ESLのクラスもあり、多数の留学生がアテンドしています。


Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか?

Japanese culture clubというサークルが存在する。月一程度で集会を開き、日本人同士や、日本に興味がある生徒と交流を深める。


4. 学生生活について

Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか?

寮は希望制ですが、一年次に希望した生徒は100%寮に入れます。入る寮にもよりますが、基本的に寮生はミールプラン(前払いの構内で使えるお金)の加入は強制されます。寮は、希望のルームメイトの特徴を事前に大学に伝えることができ、生活習慣などが似ている生徒とマッチングされます。


Q. 週末はどのようにして過ごしていますか?

週末はスキーに行ったり、現地の友達と出かけたりしています。しかし、テストや宿題がかなりの頻度で出るので、スケジュールを上手く考えないと週末休みが取れない時期もあります。


Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか?

”Co-op”と言った、大学の紹介で、1年間大学を休んで企業にインターンシップできる制度があります。給料も出るので、授業料の足しにする生徒も多いです。


5. 大学の周りの地域について

Q. 大学の周りは、どんな環境ですか?日本食は調達できますか?

ケロウナはBC州の中でも、自然に溢れながら、”便利”とのバランスが取れた良い街として知られています。小規模な街なだけあって、遊ぶ場所は少ないです、
日本のどこの街にもない雰囲気。治安も良く、住民は基本的に親切です。


Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか?日本からのアクセスは?

大学には、ダウンタウンに行くバスが平均15分に一本出ている。近くに国際空港有り。大学内のシャトルバスは無し。
日本からは、成田空港、または関西国際空港からバンクーバーに行き、バンクーバーからケロウナに国内線のフライトで向かいます。


6. 大学生の、本音!

Q. 大学の好きなところは、ずばり?

理系の授業を取りながら、経済学部の学位を取れるユニークなカリキュラムに満足しています。ケロウナはスキー場も近くにあり、寒い冬も楽しめる環境にあるところが良いところです。夏も綺麗なサンセットや湖の素敵なシーンが、日々の疲れを癒し、あなたの生活を色付けてくれます。


Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか?

留学生に対する学費が高額であり、なおかつ、留学生への奨学金の数も限定されているところ。
大学構内での、食事のバラエティが少ないこと。
寮は基本的に狭い。


Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか?

Frosh というイベントでは、世界的に有名なアーティストが大学構内でコンサートを開きます。年度の初めに起きるイベントで、沢山の生徒が熱狂します。


Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは?!

ペストソーススパゲッティ


7. 大学生からのメッセージ

Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか?

留学を何故したいか、今一度考えてみてください。目標を持って、新しい地で学ぶことは貴方に必ず良い影響を与えます。本当に、思っているよりもあっという間に留学先での時間は過ぎていきます。貴方の目標を達成するためにも、アクティブに、貪欲に、留学先で頑張ってください。