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Emory University: 学生の声

実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。

回答してくれた学生: HN

1. 校風について

Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

・“The wise heart seeks knowledge” エモリーのmotto
・Nature of evidenceー文理問わず、全ての学問に置いてエビデンスの質を吟味することの重要性を強調される(当たり前のことに聞こえるけど)。上級クラスでは殆どの教授が厳しく指導してくれるから、昔よりも説得力のある文章を書けるようになったと思う。


Q. 学生は、どんな雰囲気ですか?

良くも悪くもバランスが取れている環境。どちらかと言えばリベラルだが、コンサバティブな生徒も少なくない。フットボールチームが無いからか、愛校心は感じにくい(週末が静か)。留学生は圧倒的に中国人と韓国人が多い(逆に日本人はほぼいない)。


Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

良い面
・総合大学の割には、教育にコミットしている人が多い印象(特にArt History Department)
・生徒とのコミュニケーションも積極的に取ろうとしてくれる(授業によってはオフィスアワーを強制することも…!)

悪い面
・忙しすぎる教授もいる(オフィスアワー前に待たされたり、学期中に個人のリサーチで何週間かいなくなったり)


2. 授業・カリキュラムについて

Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか?卒業要件などについても、教えてください。

・総合大学、1学年2000人ほど(mid-sized)
・最初の2年間をアトランタ郊外の小規模なリベラルアーツカレッジ(Oxford College)で過す人もいる(3年次からは全員エモリーに転入)。リベラルアーツカレッジと総合大学両方の雰囲気を体験したい人にはおすすめ
・General Education Requirements:9つの分野の受講が必須(授業の内容は選択できる、そんなに困らない)
・80+ majors, 60+ minors, 13 preprofessional programs
・履修したいコースはほぼ取れるし、割と融通がきく(履修選択後、教授に直接連絡したり)


Q. 何か印象に残っている授業はありましたか?

アフリカ美術と美術館との複雑な関係性についてのセミナーがかなり印象的だった。上級生向きの授業で、生徒は私含めて6名のみ。毎週火曜日に3時間、課題図書を元にディスカッションを進める形式で、学期末の課題はアフリカ美術展の提案書を作り上げることだった。美術館の部屋の様子、展示に辿り着くまでの道のり、美術品の選定、説明文の創作、展示方法など、様々な角度から美術品と向き合うことが求められて面白かった。

あと、授業の一環として、Art Institute of ChicagoとAtlanta High Museumへの遠足があった(費用は大学側が出してくれる)。他ではなかなか経験できない授業スタイルだったと思う。


3. 留学生について

Q. 留学生コミュニティについて、教えてください?

留学生の割合は全体数に対して20%弱。中国・韓国からの留学生のコミュニティは栄えているが、日本人のコミュニティはまだ発達していない。


Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか?

International Students Officeがサポート体制を担っている。全学生共通のWriting Centerもあるし教授も言語の壁に対して理解のある人が多いが、大学の体制としては、そこまで支援が厚いとは感じなかった。就職活動も自力でした。


Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか?

日本にルーツを持つ人の母体数が少ないためか、正直このコミュニティーはあまり発達していない。一応小規模なJapanese Culture Clubはある。私は縁があってGeorgia Techの日本人コミュニティと仲良くしてもらってます。


4. 学生生活について

Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか?

1、2年生は寮生活必須。特に1年生の寮は学習テーマを割り振られていて、そのテーマに沿ったイベントが開催される(social innovation, global interaction, arts and creativity, health and fitness, etc… もちろん他の寮の生徒も歓迎)

ミールプランは寮生は強制加入。キャンパス外に住む上級生にとってはオプショナル。一応上級生用の寮も用意されているが、メインキャンパスからバスで7分ぐらいの位置に集約されている。


Q. 週末はどのようにして過ごしていますか?

週末はカフェ・図書館・もしくは去年建ったstudent centerに行って勉強がほとんど。たまにアトランタ都心やハイキング・トレイルに遊びに行くことも(緑が豊富)。一応Sorority/fraternity cultureはあるが、他校に比べてそこまで充実していない印象。パーティーはお隣校のGeorgia Techにいく人もいるぐらい。何かしらのイベント(映画、コンサート、講演)は毎週末行われる


Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか?

Georgia TechとのDual Degree制度があるから、リベラルアーツ系とテクノロジー専門の学習を両立したい人へのサポートはある。


5. 大学の周りの地域について

Q. 大学の周りは、どんな環境ですか?日本食は調達できますか?

アトランタ郊外だけど、エモリーの周りは全く都会の雰囲気がしない。森に囲まれているような環境で、小さなカフェ街やバーは多い。
都心に行けばそこまで遊び場に不自由はしないが、全体的に治安があまり良くない。


Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか?日本からのアクセスは?

大学のシャトルバスで周辺のカフェ街や日用品・食品の買い物はできるが、平日と週末でスケジュールが違う。日本からはアトランタまでの直行便もある。その他の移動はUber/Lyftが基本。


6. 大学生の、本音!

Q. 大学の好きなところは、ずばり?

・Residence Life Program(特に1年生の頃の寮のプログラム)が好き。上級生や、たくさんの同級生と交流する場となった。一番仲の良い友達はこの時にできた。
・思った以上に教授軍が生徒の教育に熱心。人として素晴らしいと感じる教授が多く、ロールモデルを見つけることにはあまり困らない。学期末のパーティーで何人かの教授の家に遊びに行ったこともあるし、距離を縮めやすいと思った。私は金曜日の昼間によく仲の良い教授と1:1でご飯に行ったり、その教授を囲んで何人かでword gamesを遊んでいた
・Emory Scholars Programという奨学金制度。多くの奨学生は受験時に決まるが、1年次後期に毎年20名ほど新しく選ばれる(私は後者のパターン)。留学や研究支援金を申請できる機会もプラスで与えられ、コミュニティ作りの一環として毎年1週間の合宿も行われる。
・研究の成果を発表できる場が多い(フェローシップ、シンポジウム、ジャーナルなど)


Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか?

・医学部志望者とビジネススクールの生徒が多く、結果を出したいという想いが強いためか、成績に囚われて純粋な学習を楽しんでいる学生は若干少なく感じる
・奨学金がなければ、学費は高額
・都会の近くとは言えども、Uberや車がなければ遊ぶところが少ない(アトランタ都心から車で15分、外は森)


Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか?

Farmer’s Market(毎週火曜日、美味しいモロッコ料理やお洒落なパンがお昼に買える)


Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは?!

食堂で好きだったのは自分で作れるワッフルとフルーツの組み合わせ!大学キャンパス内にいくつかカフェが何店かあって、そのうちの1つで食べられるアボカドと卵のサラダトーストもおすすめ。少し値段は高いけど、カフェのバニララテは勉強のお供に最高。


7. 大学生からのメッセージ

Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか?

4年間の大学生活を経て、必ずしも留学が絶対的に正しい選択だったかはわからないけど、得られたものは大きいと思っています。何よりも外に出て自分と向き合う機会が増えたし、自信が持てるようになった。

受験時に大学を選ぶ時は、何故自分がその大学をチョイスしたのかを明確にすること(Target/safety schoolだからって手を抜かない!!!)大学は勉強する場所以上に住む場所になるから、環境選びはくれぐれも大事にしてください。

あと、大学進学前の夏は思いっきり遊び倒すことをおすすめします!