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Northwestern University: 学生の声
実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。
回答してくれた学生: JY
1. 校風について
Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか？
AND is in our DNA。工学部の場合：Whole Brain Engineering
Q. 学生は、どんな雰囲気ですか？
総合大学なので本当に多種多様です。Northwesternは研究型総合大学でありながら芸術面もかなり強いので、ユニークな人と多く出会えます。例えば、同じ寮に住んでいる人で、ピアノと数学の二重専攻をしているボディービルダーや、化学オリンピックのメダリストで、化学工学・材料化学の５年間B.S./M.S.プログラム・Kellog Certificate（ケロッグ経営大学院で取れるCertificate)を全て取ろうとしている人もいます。
Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか？
よく「研究型の総合大学では教授が研究を優先しているからあまり学生の面倒を見てくれない」と言われますが、Northwesternで出会った教授の９割は、自分の研究分野で有名な研究者でありながらも丁寧に教えてくれます。また、今まで出会った教授全員がOffice Hoursを設けていて、本当は研究などで忙しいのにOffice Hoursに行くと授業内容だけでなく自分のバックグラウンドなどについて話してくれ、すごくアプローチしやすいです。例えば、American Chemistry SocietyのJournal of Physical Chemistry（物理化学）のトップを勤めていた化学の教授は、「成績に満足できない生徒はいつでも話に来て」と授業で何回も言っていて、Office Hoursでは授業の質問以外にも、生徒が興味のありそうなトピックについて、自分の経験から色々話してくれます。僕がOffice Hoursに行ったとき、過去に宇宙機が再突入した時に起こる化学反応について研究していた話をしてくれ、とても興味深かったです。
2. 授業・カリキュラムについて
Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか？卒業要件などについても、教えてください。
クラスの規模については、工学部の授業は大講堂で行われるのが一般的だそうですが、Northwesternでは工学部の定員が全体で毎年300程度なので、クラスの規模はそこまで大きくない印象です。例えば、理系全員が履修するMultivariable Calculus（多変数関数の微分積分）の授業では、200人の学生を10-20人程度のクラスに分けて教えています。もちろん、文系の授業は少人数制（10-20人程度）で、ディスカッションなどが多く行われている印象です。
卒業要件については、どのSchoolに所属しているかによります。例えば、McCormick School of Engineering（工学部）の場合、Social Sciences and Humanities Themeという、文系の授業を7個履修しなければいけないと言うRequirementがあります。Weinberg College of Arts and Sciences（工学・演劇・音楽・教育以外のほとんどの専攻が入っているSchool)の場合は、Distribution Requirementsと言うより細かいポリシーが有ります。CS + X, Music + X, Theater + Xなどのユニークな二重専攻も可能です。また、カリフォルニア工科大学のカリキュラムに似た、少人数精鋭のIntegrated Science Program (ISP)と言うプログラムなどが有ります。詳しくは日本によるNorthwesternブログ（リンクは一番右にあります）や大学のHPへ。
Q. 何か印象に残っている授業はありましたか？
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3. 留学生について
Q. 留学生コミュニティについて、教えてください？
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Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか？
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Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか？
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4. 学生生活について
Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか？
2 Year Residential Requirementがあって、2年目まではキャンパスの寮に住む必要があります。また、最初の２年間は全員Unlimited Meal Planになります。寮は本当に色んな種類があるので、詳しい特徴は”Northwestern Dorms”を検索してみてください。Jay Townsと言うYouTuberが一部の寮を取り上げています。
Q. 週末はどのようにして過ごしていますか？
正直major(学部）によりますが、どのmajorでも平日はあまり遊ぶ時間がない印象です。特にEngineering（工学部）の場合は、毎日朝の2時まで勉強していても課題が終わらない場合が多く、成績維持とパーティー生活を両立するのは正直難しいです。ただ、EngineeringならばSocial Lifeがほぼない、と言う訳ではなく、友達と一緒に勉強しながら休憩を取って話したり、タピオカを飲みに行ったりするのが多いです。
Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか？
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5. 大学の周りの地域について
Q. 大学の周りは、どんな環境ですか？日本食は調達できますか？
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Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか？日本からのアクセスは？
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6. 大学生の、本音！
Q. 大学の好きなところは、ずばり？
ノースウェスタン大学を選んだ主な理由は3つあります。
1つ目は、大規模な州立大学とリベラルアーツカッレジの中間（両方の良い所取り）であること。
受験の結果が出て、最後の最後まで大規模な州立大学（学部生30,000人程度）、ノースウェスタンのような中規模な私立大学（学部生8,000人程度）、リベラルアーツカレッジ（学部生2,000人程度で、少人数制教育が特徴）のうちどの種類の大学が自分に合っているかで迷いました。4月に大学を訪問した時に、各大学で授業を見に行ったのですが、ノースウェスタンのMultivariable Calculus（多変数関数の微積分。ほとんどの理系専攻にとって必須）の講義が凄くリベラルアーツカレッジの雰囲気に似ていて驚きました（具体的に言うと、理系ほぼ全員が取らなければいけない授業だから、200-300人の大教室かな？と思いきや、一クラスなんと10-20人のSectionに分けられていた）。僕は元々リベラルアーツカレッジの雰囲気が好きでしたが、中々Engineeringが学べるリベラルアーツカレッジがないため、その点（リベラルアーツカレッジの雰囲気が味わえる）がかなり決め手となりました。また、大学院があるため、学部生でも大学院の授業を履修でき、GPA≥3.5であればBS/MSプログラムを利用して4-5年間でMasters（修士）も取れるらしいです。※これはノースウェスタン大学に限らず、他のundergrad-focusedで学部でリベラルアーツ教育を行なっている中規模私立大学（Princetonなど）でも同様であると思います。
2つ目は、学際的な研究と学び・カリキュラムの柔軟性。
ノースウェスタンは研究活動や教育において異なる分野を融合させよう、という精神があるらしいです。例えば、Computer Science + X Major, N x R Lab (脳科学xロボットの研究室）, Engineering + Artの授業などがあります。また、Double Major（2つの専攻を進めること）も簡単にでき、音楽・演劇専攻と理系専攻のダブルメジャーもいるらしいです。この点においても、リベラルアーツカレッジのように一つの学部に縛られず、今まで学んだことがない分野にも足を踏み入れることができそうです。
3つ目は、Quarter System。
２学期制のSemester Systemに対して、Quarter Systemは３学期制です。最後にノースウェスタンともう一つの私立大学（２学期制）の間で迷っているときに、この違いが最終的な決め手になりました。Quarter Systemでは学期が１つ多くなり、１学期に授業を４つ履修し、４年間で卒業すると仮定すると、4 x 4 = 16個多くの授業が取れます。Engineering Majorはどの大学でも卒業に必要な必須科目数が多いですが、Quarter Systemのノースウェスタンだと理数系以外の（Engineeringに関係ない）科目を取る機会が増えると思い、ここに決めました。
Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか？
慣れれば問題ないが、かなり寒い。Quarter Systemなのでペースが早く、定期テストの間の間隔が短い（毎週テストがある場合も）
Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか？
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Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは？！
Taco Tuesdays （毎週火曜日）に出て来るタコスと、柔らかくて味が優しいチョコレートチップクッキー（Meal Planで無制限なので体重増加には要注意）。正直食べ物が普通に美味しくて、日本食が全然恋しくなりません。
7. 大学生からのメッセージ
Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか？
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