留ナビ

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Stanford University: 学生の声

実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。

回答してくれた学生: AST

1. 校風について

Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

「自由な風が吹く。」というのが校訓で、その字面通り、人と人の交流がオープンで、気軽に協力しあえる文化があると思う。


Q. 学生は、どんな雰囲気ですか?

オープン。政治的にリベラル。理系が70%ほど占める。


Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

教授はとても教えるのに熱心。教え方が分かりにくい先生はいるが、やる気が感じられない先生にあったことはない。オフィスアワーは大学によって義務付けられているため、質問がある場合、そこに行けば解決できる。


2. 授業・カリキュラムについて

Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか?卒業要件などについても、教えてください。

必修は、いろんな分野から取らなくてはいけないことになっているため、自分の興味のない分野に触れるきっかけとなる。必修のクラスの絶対数はそんなに多くない為、かなりフレキシブルなカリキュラムだと思う。コンピューターサイエンスなど理系の授業は大学が力を入れて教えているのが感じられ、授業のクオリティーが高い。


Q. 何か印象に残っている授業はありましたか?

POLISCI 220R: The Presidency。その名の通り、大統領制についての授業。教授が、大統領がどういうインセンティブを元に行動しているのか、直感的にわかりやすく説明してくれる、素晴らしい授業。


3. 留学生について

Q. 留学生コミュニティについて、教えてください?

全体の11%が留学生。アメリカ人と隔てなく交流しているため、皆留学生であるかないかはあまり意識せず、学校生活を過ごせていると思う。


Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか?

留学生のビザやOPTなど、Immigration statusを全て扱っている部署があり、そこに行けばわからないことは解決できる。学業面に関しては、留学生に対して特別にやってくれていることはないが、教授や周りの友達に、留学生だから困っていることを伝えると、親切に対応してくれたり、助けてくれる。


Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか?

日本に興味ある人のクラブはあるが、日本人向けのクラブは公式には存在しない。しかし、日本人の学生はそんなに数がいないため、すぐに全員見つけられる。日本人卒業生(大学院も含む)の公式の団体はあって、そちらは日本で定期的に集会を開いていて、つながりはとても強い。


4. 学生生活について

Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか?

一年生は多くの人が一年生だけの寮に住むから、友達が作りやすい。二年生以降は、基本的に他の学年と寮はミックスされる。食事は学内のどのダイニングホールで取っても良いから、飽きることはないと思う。


Q. 週末はどのようにして過ごしていますか?

個人的には、キャッチボールをしたり、友達と体を動かすことが多い。コンサートやパフォーマンスも毎週のようにやっていて、スポーツの試合も無料で見れる。
パーティー文化はあるが、パーティーが好きでなくても、問題ない。好きな人も嫌いな人も大勢いるため、自分の気の合う人は見つけられると思う。


Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか?

シリコンバレーの企業とのつながりは強い。多くの卒業生が周辺の企業で働いている為、それらの企業で働くことに興味がある場合は、簡単に話を聞ける。


5. 大学の周りの地域について

Q. 大学の周りは、どんな環境ですか?日本食は調達できますか?

基本的には住宅街だが、駅の周りはレストランが多くある。しかし、東京などの大都市とは全然違い、街で遊ぶ場所はそんなにない。規模としては、たまプラーザみたいな感じ。
全米有数の高級住宅街だから、治安はとても良い。


Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか?日本からのアクセスは?

空港からは車で30分。一番近い大都市であるサンフランシスコには1時間弱。
大学の無料のシャトルバスを使えば、大学の中や周りを移動する分には、困らないと思う。


6. 大学生の、本音!

Q. 大学の好きなところは、ずばり?

オープンな学生の雰囲気!バックグラウンドに関わらず、いろんな人がオープンに交流している印象がある。
クオーター制であるため、一年に三回授業を選ぶチャンスがある(一つのクオーターは夏休み)
シリコンバレーに近い為、シリコンバレーで働いている人に話を伺いやすい環境にある。
研究経験がなくても、一年生から研究を気軽に始められる環境が整っている。
キャンパスが広く、綺麗。スケボで授業に通えるカリフォルニアの生活を味わえる。
キャンパスの周りに日本食屋が多い為、ご飯に困ることはない。


Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか?

テック系を志す人が多く、金融や法など東海岸で人気の分野を志す人は少ない。


Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか?

Big Game: UCバークレーとの毎年一回のアメフトの試合は、かなり盛り上がる。
これ以外にも、年間を通して数々のイベントやパーティーがある。


Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは?!

アジア系の料理が毎日出ていて、ラーメンや餃子があるのは有難い。メキシコ料理のブリトーボウルもおすすめ。


7. 大学生からのメッセージ

Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか?

自分は初めての海外生活だったため、出国直前は楽しみというより緊張してしまったが、今思えばそんなに構える必要なかったなという印象。気軽にオープンな心構えで行けば、きっと楽しく有意義な時間を過ごせると思う。