社会学と公共政策とは、経済、政治、社会学をツールとして、公共的問題解決まで持っていく学問。
社会調査学の正式な定義は
「社会調査をデータ処理方法により大きく2つに分類すると、統計的調査(量的調査)と記述的調査(質的調査)となる。後者には参与観察や文書の内容分析など、調査とは異なるものが含まれることが多く曖昧多義的であり、本来、質的調査という言葉は適切ではない。前者は俗に言うアンケート(調査票調査、質問紙を用いた調査)と考えて良い。母集団を設定した上で(これが重要)、数百人以上の大規模な対象に調査票(質問紙)を用いて行う。科学的に正確な調査のためには無作為抽出が必須である。」(Atoka)
(参考:https://wakisulun.com/public-policy-studies, https://www2.rikkyo.ac.jp/web/murase/surveyme.htm)
この学問に興味さえあれば、あまり人を選ばない学問。
日本で定義づけられている文系でも、理系でも社会調査学と公共政策学を専攻可能。(Atoka)
この授業は社会調査学と公共政策学専攻のための必修。どのように社会調査をするかを学ぶ。しかも、実践をメインとした授業なので、実際にフィールドを自ら選択し調査する。
私はキャンパスの地下にある警備員の休憩所にした。アブダビは移民労働者が多く、ここの警備員も多様な国々から出稼ぎに来ている。移民労働問題が数多く存在するので、それの研究も含め、週に何度かこの休憩所に出向き、多国籍の警備員たちと共にご飯を食べながらインタビューなどを行った。
(Logo: NYU Abu Dhabi)
Atoka
これも社会調査学と公共政策学専攻用の必修授業。研究内容によって最適な調査方法はどれかを判断出来るようになるための授業。
ニューヨーク大学アブダビ校での授業はセミナー式、つまり少人数でディスカッションが豊富な授業が多いので、レクチャー形式の授業は稀である。レクチャー式の授業とは教授が前に立ち、パワーポイントなどを使って説明し、生徒は質問されたら答えるという感じ。
(Logo: NYU Abu Dhabi)
Atoka
これは授業名通りの授業。あらゆるケーススタディーを用いてそれに関連する公共政策を分析する。この授業の入門版がある。
入門には生徒数が25人程だが、上級には6人しかいなかった。少人数なので深いディスカッションが出来、私がこの授業を取った際は6人共異なる国から来ていたので、日本、ウクライナ、ナイジェリア、ネパール、ヨルダン、ポーランドの教育政策について話し合っていた。
(Logo: NYU Abu Dhabi)
Atoka