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Bowdoin College: 学生の声

実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。

回答してくれた学生: rinkom

1. 校風について

Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

Work hard, play hardな文化。


Q. 学生は、どんな雰囲気ですか?

前述通り、Work hard, play hardな文化が根強く、人たちもそんな感じ。


Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

個人的に意見だが、学部によって教授陣との相性が激しい。数学の教授陣はとても僕は好きで、それが数学専攻になる一要因になりました。仲良い教授はホームパーティーに呼んでもらったり、毎週サッカーを一緒にしたりしています。


2. 授業・カリキュラムについて

Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか?卒業要件などについても、教えてください。

Language requirementなし、比較的コアカリキュラムもゆるいので、授業は基本好き勝手にとれるイメージ。リベラルアーツカレッジなので、一学問を極めたい、その分野でリサーチしたいという方は別の総合大学等をお勧めします。


Q. 何か印象に残っている授業はありましたか?

環境分析入門:いろいろなソフトウェアを使って空間分析やテキスト解析を行う授業。コロナウイルス発生に乗じて、コロナに対する人々の見解を空間分析するなど、面白い内容のファイナルプロジェクトを行えた。
デジタルメディア:映像器具の使い方、編集の仕方を習い、1学期に4個、自分のプロジェクトを制作して上映する。デジタルメディアの歴史や考察のしかた等も学ぶ。


3. 留学生について

Q. 留学生コミュニティについて、教えてください?

近年留学生の割合も増えてきましたが、まだまだ他校と比べると少ない印象です。しかし、留学生に対する奨学金やオリエンテーション制度など、サポート環境が少しずつ充実したものになってきている印象です。


Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか?

ホストファミリー制度あり。とてもお世話になっていて、週末に外食に連れて行ってくれたり、毎帰国時に荷物を預かってもらったりしてくれる、とても優しい方達です。またその他留学生に対する大学のサポートですが、Writing Centerなるものが存在し、エッセイの添削やアドバイスをしてくれます。OPT制度や就活支援プログラムも存在します。


Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか?

日本人はとても少ないです。1学年2人といったところです。Japanese Tableと呼ばれるディナーが日本人の教授主宰で毎週木曜に開かれ、日本語を勉強している生徒や日本からの留学生が集まります。


4. 学生生活について

Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか?

1年生寮、上級生寮に分かれる。基本寮、ミールプランも選べるが、基本入るもの。


Q. 週末はどのようにして過ごしていますか?

パーティー文化はあるが、他の大学に比べればしょぼいのではないかと思う。ほぼいったことないので、わからないってのが正直な感想。僕は週末の片方を勉強、もう片方をアウトドアアクティビティに捧げる、みたいな感じです。アスリートが極めて多い大学なので、ノンアスリートは少し肩身狭く感じることもあるかも。僕自身はJVサッカーをしてますが、それでもVarsityじゃないことから肩身狭く感じることもたまにあります(自意識過剰なだけ?笑)


Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか?

特に周辺に大きな大学はないので、ボードイン大学の中で生活は完結します。


5. 大学の周りの地域について

Q. 大学の周りは、どんな環境ですか?日本食は調達できますか?

街は決して都会とは呼べないが、美味しいレストランは数十軒並ぶ。大型スーパーストア等もあるので、不自由はしません。都会の遊びはない反面、自然で行うアウトドアアクティビティがとても盛んです。治安はとても良いです。夜一人で出歩くのも安全でしょう。


Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか?日本からのアクセスは?

フリーポートと呼ばれるメイン州最大のアウトレットの街やメイン州最大の港町ポートランドにはバスを使えば行けます。三ドルくらいでとても安いです。週末などを使えば、ボストン(片道2時間半)やニューヨーク(片道5、6時間)にも行けないこともないですが、普段休みの時を利用していくことが多いです。
日本から大学に来る場合、直通便はありませんが、ボストンまできてamtrack
(電車)もしくはバス、それかポートランドの空港に飛んで、そこからタクシーやウーバーという選択肢があります。


6. 大学生の、本音!

Q. 大学の好きなところは、ずばり?

全校生徒1800人、生徒:教授比が1:9なのでとても人間関係が密。大西洋に面した美しいキャンパスは、生きた自然教育・環境教育の場になっていて、ハイキングやスキーなどのアウトドアアクティビティもとても盛ん。全米全大学のうちトップ5には例年必ずランクインするだけあって食事が美味しい。勉学やアウトドアアクティビティに没頭したい人にはとても良い環境だと思います。


Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか?

ダウンタウンは大きなスーパーがあり、美味しいレストランが数十軒ならんではいるものの、都会というには程遠い。車を15分飛ばせばフリーポートと呼ばれるメイン州最大のアウトレットや、30分飛ばせばメイン州最大の港町ポートランドにたどり着くことができるが、都会らしい娯楽が皆無。ロサンゼルスや東京で育った自分として少し物足りないと感じてしまうことも多々ある。
また冬は-20度を記録するほど極寒で、外に出たくなくなる。中からの冬景色はサイコーだが、いったん外に出た瞬間地獄を経験する。笑


Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか?

オリエンテーションでアウトドア部が企画する1週間にわたるバックパッキングやカヌーイングの旅に出られる。そのほかはパーティーや食事がイベント時には豪華になる。


Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは?!

ロブスター、クラムチャウダー、グリーンソースがかかったムール貝などシーフードが個人的お気に入りですが、ビビンバ(韓国)とかパスタも美味しいのでよく食べます。


7. 大学生からのメッセージ

Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか?

大学受験がゴールじゃないです。通過点です。大学に入ったら楽しいこと辛いこといっぱい待ってます。いろいろ経験できるチャンスだと思って、前向きに何事にもチャレンジして欲しいです。