留ナビ

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Williams College: 学生の声

実際に進学している学生に、それぞれの学生生活や、学校について感じていることについて聞いてみました。

回答してくれた学生: しいな

1. 校風について

Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

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Q. 学生は、どんな雰囲気ですか?

とにかく優しい人が多い!キャンパスビジットする高校生や新入生はそのことにいつも一番驚いています。入学してからも、プロジェクトやフェローシップのことで会ったことない生徒にメールをしても、ものすごーく丁寧に返してくれる人ばかりです。
自分の好きな分野においては、最初から4年生と一緒にクラスを受けるなどとても長けている人が多いですが、謙虚かつ他の分野にも興味をもって幅広く授業を受講しているのが印象的です。また、やりたいことが決まっていないことを誰もが尊重していて、まだ専攻がわからないんだーと言うたびに、生徒も教授・職員も、いいねえ探し放題!とか私もそうだったわーとかいう反応ばかりで、焦らないで自分のやりたいことを模索する環境としてはもってこいな学校です。
ファーストジェネレーションの生徒を積極的に受け入れるなど、ダイバーシティや教育の格差是正などへの働きかけも盛んです。


Q. 大学が大切にしている理念を表す「キーワード」はありますか?

生徒と”本当に”コミュニケーションを取りたいんだ!と最初の授業で言ってくれる教授の多さに毎学期びっくりしています。実際に、何も話すことがないままオフィスアワーに行ってみるなど無謀な挑戦もしてみましたが、他愛の無い話を楽しむことができ、何もアカデミックな話をしていないのに「また来てねー」と言われ、リベラルアーツってすっごい…と思った経験になりました。
自分の専門分野に情熱を持った教授ばかりですが、それでも、生徒が「大学生活」を送っていることを念頭に置いてくれている印象です。生徒が受けているのは、自分のクラスだけではないこと、ほとんどの生徒がかなりの課題に追われていることなどを考慮して課題を調節したり個々に対応したりしてくれる教授ばかりで、少人数制の良さを実感しています。


2. 授業・カリキュラムについて

Q. 授業・カリキュラムはどんな感じですか?卒業要件などについても、教えてください。

イントロのいくつかのクラスを除きほぼ全てが生徒数20人以下です。それでもかなりのクラスにTAが付き、宿題等のサポートがあります。オフィスアワーなどで教授との交流も盛んで、教授も生徒の意見をとても重視しており、学期末の生徒のフィードバックは形だけでなく、きちんと反映されるようになっています。requirementはありますが、社会系から3つ、理系から3つ、アートまたは文化系から3つ取ってねーという感じで、このクラス取らないと!というものはなく、幅広く取っていればわりと自然にカバーされるのであまり心配は要りません。


Q. 何か印象に残っている授業はありましたか?

1月にあるWinter Studyというプログラムで取ったCan I ask you something?という授業では、1人にインタビューし、そのインタビューをもとにどんな形でもいいからアート作品を作りました。実際にモダンアーティストとして活躍されている方が教授として毎年winter studyを教えており、生徒は作曲したりビデオを編集したり絵を描いたり、それぞれ色々なフォームのアートに挑戦しました。私自身、アートとは程遠い人間ですが、興味があったのでこのクラスを取り、教授になんども相談しながら、最終的に刺繍でインタビューの印象を表現しました。


3. 留学生について

Q. 留学生コミュニティについて、教えてください?

留学生は少しずつ増えており、毎年11-2%前後で、65人程度います。International Student Associationの活動も活発で、留学生コミュニティはとても密です。常に留学生同士固まるということはほとんどありませんが、みんな定期的なイベントに参加したり図書館などで会ったら少し話したりと関係を繋いで、必要な時にはいつでも支え合える心地よいコミュニティとなっています。


Q. 留学生に対して、大学からのサポートはありますか?

希望するとホストファミリーと繋げてもらえます。長期休暇中に荷物を預かってもらえることや、定期的な食事やちょっとしたお出かけ等で”ホーム”を味わえるのはかなりありがたいです!大学周辺にそもそも学校関係者ばかりが住んでいることもあり、かなりの確率で教授の家族や何かしら学校関係者の家族がホストファミリーになるので、学校のことをより知れるというメリットも…!
writing centerやoffice of accessible educationなど全生徒に対するサポートはもちろん留学生でも活用できます。また、留学生コミュニティがとても密で、キャンパスについて最初に行う留学生オリエンテーションでのグループリーダーや、自分とペアリングされた「メンター」と呼ばれる上級生など、サポートしてくれる人がたくさんいます。


Q. 日本人留学生や、日本にルーツを持つ人々と関わる機会はありますか?

日本出身の生徒は多くなく、”日本人コミュニティ”のようなものはあまりありませんが、Japanese Departmentがあるため、日本人の先生や日本の言語や文化を学ぶ生徒との交流の機会は多く、一緒に日本食を作ったり、TAをしたり、それらの生徒で構成されるクラブに参加したりできます。また、日本人生徒も少し増加傾向にあるようです。


4. 学生生活について

Q. 寮のシステムや雰囲気について教えてください。食事は提供されるのですか?

一年生の60%以上が1人部屋をもらえるのが特徴的だそうです。3年生まで、一部生徒(経済的に自立している生徒は例外となります)を除き寮に住みます。4年生はアパートに住む生徒もいますが、田舎なのでそんなにアパートはありません笑
ミールプランは一年生は必ず21食、二年生以降は寮生は14または21食、オフキャンパスに住む生徒は無しにもできます。


Q. 週末はどのようにして過ごしていますか?

週末も平日もみんな自分の好きなように過ごしています。宿題はやはり多いので、週末遊び尽くすというのは難しいですが、2日のうち1日分くらいはゆっくりできるかなという感じです。パーティーは激しくはないですが、毎週どこかでやっているので、参加したければできるし、したくなければ全く影響はないので、自分の友達や所属するクラブがパーティーを開いていれば時折参加する、というスタンスの生徒が多い印象です。アウトドアが活発で、金曜の朝には毎週サンライズハイクがあり、近くの山に日の出を見に軽いハイキングができたり、毎週カヌーやロッククライミングなどの機会が無料で提供されています。


Q. 大学生活の中で、地域のコミュニティと関わることはありますか?

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5. 大学の周りの地域について

Q. 大学の周りは、どんな環境ですか?日本食は調達できますか?

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Q. 大学の周りの交通網はどんな感じですか?日本からのアクセスは?

ボストンまで車で2-3時間、ニューヨークまで3-4時間、一番近い空港のあるニューヨーク州の州都、オルバニーまで1時間です。連休や長期休暇の前後には大学のシャトルバスが出ます。また、バスで自分で行くことも可能で、週末にボストンに行く生徒も少なくありません。


6. 大学生の、本音!

Q. 大学の好きなところは、ずばり?

生徒一人当たりにかけられている予算がどの大学よりも多いといわれており、卒業生の支援が豊かなため、学校のプログラムや夏のリサーチ、無給インターンをしたい場合のファンド、自分でプロジェクトを作りたい場合の資金などは驚くほど潤沢です。
また、リベラルアーツカレッジの中でも珍しい特徴として、チュートリアルという授業があることが挙げられます。教授1対生徒2で毎週のエッセイとディスカッション等を通し、特定のトピックに対して理解を深めていくとても濃密な授業です。この授業スタイルがオックスフォード大学から取り入れられたことから、チュートリアル授業に特化したオックスフォード大学への留学プログラムがあり、とても人気です。
何をやりたいと思っても、さまざまな角度から大学のサポートを得られることを実感し、生徒に何より重きを置いた学校の考え方に感謝しています。


Q. 反対に、大学に対して不満に感じるところはありますか?

食堂でアジア系の食べ物があまり無いのが残念です…バーガーとかはおいしいんですが、アジア系のものとなると、フォーという名でそうめんっぽかったり逆も然りという感じで、アメリカを感じます。笑


Q. 大学には、面白い伝統やイベントがありますか?

Mountain Dayといって、10月のある金曜日が毎年ランダムに選ばれて授業がお休みになり、ハイキングなどのプログラムが催され、美しい紅葉の山を堪能できる日があります。みんな10月になるとどの金曜日が休みになるかと予想してそわそわし、mountain dayのイベントをとても楽しみにしています!


Q. 大学のカフェテリアのおすすめメニューは?!

スクールカラーが紫、マスコットキャラクターが牛なので、Purple Cowというフレーバーのアイスクリームがよくカフェに置いてあり、それがお気に入りです!ブラックラズベリーのアイスにミルクチョコレートチップとホワイトチョコレートチップがごろごろ入ってます。


7. 大学生からのメッセージ

Q. これから大学への留学を目指す人に、アドバイスはありますか?

大学生・高校生とどんどん話してみてください。いつでもどんな話でも付き合います!