海外進学お悩み相談室

Q. アメリカの大学の総合大学とリベラルアーツカレッジの違いって何ですか?両方の特徴と魅力を教えてください!
先輩からのアドバイス
A. リベラルアーツカレッジとは、全校生徒1600人程度のアメリカにある小規模な大学のことを指します。例として、ウェルズリー大学やグリネル大学が挙げられます。二年目で専攻を確定させるため、一年目では自分の好きな科目を履修することができるのが特徴です。専攻を確定させたのちも、自由に専攻を変えることができ、文理の壁なく授業を履修できるのが魅力的です。小規模であるため、きめ細やかなサービスや人間関係を構築できるのも、リベラルアーツカレッジならではの特徴です。
総合大学とは、大学院がついている比較的大規模な大学のことを指します。在籍人数は各総合大学によって異なりますが、多いところで全校生徒8万人を超えることもあります。例として、アメリカのハーバード大学やカナダのトロント大学が挙げられます。リベラルアーツと異なり、音楽学部、リベラルアーツ学部、エンジニア、ジャーナリズム学部、コミュニケーションズ学部などの学部が存在しています。生徒は入学後に学部に分かれて、自分の専門分野を学びます。ここで注意して欲しいのは、総合大学だからと言って、必ずしも入学前から専攻を決める必要はありません。ハーバード大学やトロント大学のように、一年目はリベラルアーツカレッジのように好きな科目を履修でき、二年目から専攻を選べる総合大学もあります。イベントやクラブ数がとにかく多いのも総合大学の魅力の一つです。

米国の大学については以下のページに詳しく記載してあるので、是非活用してみてください。