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Archaeology|考古学

Archaeology|考古学

Archaeology|考古学とは

人間の生活様式や文化形態を、物質文化から読み解く学問。
人はどのように生活してきたのか、なぜ特定の文化形態が出来上がったのかという疑問を徹底的に追求します。蓄積された研究成果を読んで学ぶ量が多い反面、まだまだ新たな知識を構築する余地が多々ある学問です。まだ研究できていない遺跡等を発掘するための手法も重点的に学び、実践する機会も多くあります。(Mayuka)



Archaeology|考古学を学びたいあなたへ

高校までに履修しておく必要がある科目はなし。
読む力、論理的思考力。フィールドワーク(発掘)を行う大学もあるので、アウトドアに興味があるとより良い。
人類の過去について興味がある人で、文字として残された資料ではなく、物質文化に興味がある人におすすめ。(Mayuka)

  • 6193 ARCL0002|World Archaeology
    • 6193 ARCL0002|World Archaeology
    • ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
      ARCL0002|World Archaeology

    世界各地の先史時代について学んだ。人類の進化から始まり、穀物や動物の家畜化への流れ、文明の起こり、社会が複雑化していく流れなどについて学んだ。特に、後半は様々な帝国の形態について学んだ。
    他国の侵略によって領土を拡大した帝国もあれば、独立した都市国家が提携したことによって生まれた帝国もある。また、農業が帝国の起こりに必須か否かという議題について、各地域の具体例を用いてディスカッションを行った。
    従来、メソポタミア、エジプト、ローマ、中国などの文明を例に挙げ、農業は都市や帝国の発展に不可欠だと考えられてきたが、アメリカの都市や帝国をみると、農業を積極的に行わなくとも帝国が成り立つ可能性があることがわかった。

    (Logo: University College London)

    Mayuka

  • 6193 ARCL0010|Introduction to Archaeology
    • 6193 ARCL0010|Introduction to Archaeology
    • ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
      ARCL0010|Introduction to Archaeology

    考古学の様々な分野の導入に当たる授業。
    考古学にも数多くの分野があり、それぞれに専門家がいる。各分野の専門家が毎週ゲストスピーカーとして講義をし、それについてディスカッションをする授業。
    例えば、人骨の分析を専門とする考古学者の話を聞いた。人骨の埋葬方法や、骨から採取するDNAなどから、当時の文化や生活様式について知ることができる。
    他には、都市の考古学を専門としている人もいる。彼らは都市部で建物が取り壊されるとき、次の建物の建築が始まるまでの期間に、その土地を発掘するという仕事について教えてくれた。

    (Logo: University College London)

    Mayuka

  • 6193 ARCL0011|Field Methods
    • 6193 ARCL0011|Field Methods
    • ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
      ARCL0011|Field Methods

    考古学のフィールドワークの手法を学ぶ。主に、遺跡を発掘する方法。本来、5月に2週間教授が調査を行なっている遺跡の発掘に携わるという実技があるものの、2019年度は中止。古い地図や記録を読み解く練習や、発掘された資料等を効果的に記録する方法などを学んだ。

    (Logo: University College London)

    Mayuka

  • 6193 ARCL0012|Sites and Artefacts
    • 6193 ARCL0012|Sites and Artefacts
    • ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン
      ARCL0012|Sites and Artefacts

    考古学の資料の分析方法を学ぶ。例えば、陶器の材料に含まれる元素の割合を調べる方法や、陶器の製作に使われた手法を調べる方法がある。
    これらを調べることで、最終的にどのような考察ができるかということも学んだ。
    陶器の例を使うと、陶器の材料に含まれる元素の割合で、陶器が作られた場所(原材料が採取された場所)を割り出すことができる。

    (Logo: University College London)

    Mayuka