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Art History|美術史

Art History|美術史

Art History|美術史とは

美術史学は美学とは異なる領域にあり、より歴史学や考古学に近い。西洋および日本・東洋の各時代に所在する絵画、彫刻、工芸、建築等の作品を調査分析し、歴史的な文脈の中に位置付けて研究することで、美術の歴史的展開を具体的に明らかにする学問である。
かつては西欧世界が叙述の中心を占めてきたが、近年は女性やマイノリティ、労働者階級、障がい者といった観点へ研究対象がシフトしている。(Skylar)
(参考: http://www.l.u-tokyo.ac.jp/laboratory/database/12.html



Art History|美術史を学びたいあなたへ

暗記量が多く、古い歴史を持つ分野でもあるため、美術にもともと興味があることが大前提。(Skylar)

  • 3282 HUMA 1121|Masterpieces of Western Art
    • 3282 HUMA 1121|Masterpieces of Western Art
    • コロンビア大学
      HUMA 1121|Masterpieces of Western Art

    Columbia Collegeを卒業するために受けないといけない美術史の授業。通常2・3年生のときに履修する。コアカリキュラムの授業の1つ。

    絵は描けるようにはならないが、芸術や建築を批評することはできるようになる。芸術の鑑賞の仕方や芸術とは何かについて学び、考える。ラファエロ、ミケランジェロ、ブリューゲルなど授業1回につき大体1人の芸術家を扱う。
    事前課題で、扱うアーティストの情報を読み、自分が作品を観てどう感じたのかメモしてから授業に臨み、授業では主にディスカッションをする。絵画に関してエッセイを書く課題が2回あったが、ニューヨークの立地を活かし、MoMAやメトロポリタン美術館に行って実際に作品を観てエッセイを書かないといけない。
    僕はモマの睡蓮とポロックのドリップペインティングを比較したエッセイを書いた。エッセイを書く際は作品の主題だけでなく、テクニックや印象も分析する必要があり、文学作品に関するエッセイしか書いたことのない身としてはその考え方の違いを理解するまで大変だった。僕は3年生のときに履修したため間に合わなかったが、もっと早い段階で履修していたら美術史専攻になっていたかもしれない。それくらい面白かった。

    (Logo: Columbia University)

    Riku

  • 2628 ARHI186L|Critical Race Theory, Representation and the Rule of Law
    • 2628 ARHI186L|Critical Race Theory, Representation and the Rule of Law
    • ポモナ大学
      ARHI186L|Critical Race Theory, Representation and the Rule of Law

    法の支配が人種、ジェンダー、階級等においていかに格差を維持してきたかを学び、その知的、美的、科学的、政治的要素がアフリカディアスポラのビジュアルアートにどう反映されているかを毎週一度3時間ひたすら議論するセミナー。美術史学に限らず、黒人史学、ジェンダー学等にも該当する。
    担当教授はブラックパンサー党(アメリカで1960~1970年代に黒人解放闘争を展開していた政治組織)出身のPhyllis Jackson教授(PJ)で、PJの授業を取ったら、必ず一度は授業中に泣くと言われている。筆者の授業では、議論がうまい方向に白熱して、PJ自身が泣いた。ちなみに、メールはほとんど返信してくれないが(件名しか読まないらしい)、いつでも電話をかけてくる。筆者はランチ中に突然携帯が鳴って「授業中たくさん頷いているのを見た、きっと意見があるはず、もっと発言しなさい」と言われた。
    とにかく言葉選びを鍛えられた(例えば、”female”という単語は生物学的な女性を意味し、トランスジェンダー女性等を除外する可能性があること等…)。

    (Logo: Pomona College)

     

    Haruka Sano

  • 4752 ARTH 058|Modern Architecture
    • 4752 ARTH 058|Modern Architecture
    • スワスモア大学
      ARTH 058|Modern Architecture

    19世紀から第二次世界大戦にかけての現代建築の変遷を見る授業。建築家がいかに時代の芸術や美学に順応/反抗してきたか、それぞれがデザインした建築をもとに分析していく。建物のデザインや素材について学ぶ一方で、経済や技術発展、政治的な背景がどのように建築に影響を及ぼしたか、批判的かつ史的に過去の作品を解説する。
    授業を受けたあとは、町を歩いて建物を見るのが楽しくなるはずだ。

    (Logo: Swarthmore College)

    Kento