大型の総合大学
自分次第でオフィスアワーを利用すれば親密になれる
レクチャー(大小各種)。理系では学年が上がると実験やグループワークも多くなる
学食への期待は厳禁。ただしシアター付属のカフェや、バー・ダイニングはおしゃれで中々いける
中都市
学生数と内訳
約22,000人(内、postgraduate 7,600人)
人種
130ヵ国以上から多様な人種の学生が集まる
学部数
303 courses (undergraduate degree)
留学生数
34%
クラブ数
200以上
総合大学なので幅広いタイプの人がいる。
学びのスタイルとしては、頭で考えるだけでなく、実際に手を動かして学んでいこうという取り組みが多い。反面、自ら動かなければ多に埋もれてしまう部分はある。
工学全般(電気・電子、音響、航空宇宙、機械、船舶等)、コンピューター・サイエンス、海洋学
1年目は寮に入ることができるが、2年目以降は自分でアパートを探して友人と住む人がほとんど。
自分で探す場合は不動産屋さんで交渉・契約するか、不動産が運営している学生寮に住む他、大学関係者のみ登録できる個人大家さんとのマッチングサービスもある。
▶︎年間スケジュール(例)
– 9月3週目-4週目:フレッシャーズウィーク(新入生オリエンテーション)
– 9月4週目-10月1週目:前期授業開始(ターム1)
– 12月3週目-1月1週目:冬季休暇(3週間の試験勉強期間)
– 1月2週目-3週目:前期末試験期間
– 1月4週目:後期授業開始(ターム2)
– 3月3週目-4月3週目:春季(イースター)休暇
– 4月4週目-5月2週目週目:後期授業期間の続き(ターム3:後期のまとめ)
– 5月3週目-6月2週目:最終試験期間
– 6月3週目-9月3週目:夏季休暇
▶︎一日のスケジュール(例)
朝8時起床、授業は基本、9-18時の間のどこかに入る。
入っていない間は1年目は自分の時間。2年目以降はグループワークや個人研究の時間が中心となる。
18時からはSociety(日本で言うサークル)のイベントやミーティングが多く開かれる時間。
その後はパブへ流れたり、そのままコンピュータールームに残る、帰宅する等する。24時就寝。
入学前から専攻を決め、1年目から各専攻に沿った講義内容となる。
基本的に、1年目は全て/ほとんどが必修科目。2年目以降に選択科目の余地が増えていく。工学の場合は2年目もほぼ必修科目で埋まるが、グループワークでのトピック選択には幅広い選択肢があった。3年目は必修・選択科目と共に、個人研究・卒業論文執筆があり、大きなウェイトを占める。
MEng等、マスター込みで4年目があるコースの場合は、選択科目と共に、4年目でグループでの研究と論文執筆がある。
イギリスの高校卒業資格であるA-levelを受験・取得している、もしくはIB等のA-levelに相当する資格を持っている場合を除き、Foundation Courseを受ける必要がある。
サウサンプトン大学では学部進学時の希望専攻に応じ、3つのファウンデーションコースが用意されている。イギリスでは数少ない大学学部直属のコースなので、教授もキャンパス、Society活動も学部と同等のアクセス権がある。進級基準も学部と変わらない。
学生ビザも学部卒業分まで一気に取れる(2018年時点)。Engineering Foundation Year内の半分は、イギリス人で占められているのも特徴。(他コースは全員/ほとんどInternational Student)
毎年2度、weeklyのLanguage courseへの募集がされる。言語、レベル共に様々。イースター休暇にはIntensive courseもある。
Foundation Courseでは、IELTS6.5未満の学生を対象にした英語コースがある。
※学部ごとの選考のため、学部によって入学条件が異なります。以下は工学部(各工学部及び工学ファウンデーションコース)の場合。
【高校の成績・評価】
A-level:A*AA (including grades A*A in mathematics and physics (in any order), with a pass in the physics Practical)
IB:38 points(with 18 points required at Higher Level, including 6 at Higher Level in mathematics and 6 at Higher Level in physics.)
【語学力を証明する書類】
IELTS (Academic):Band B IELTS 6.5 overall, with a minimum of 5.5 in all components
【エッセイ】
Personal Statement。「なぜその学問を学びたいのか」をテーマに、4,000wordsかつ47行以下の文章をまとめる(約500words)
一般的にイギリスの大学はUCASというサイトを通して最大5校に出願する。この1つのエッセイを5校に提出するため、志望大学のみに当てはまるの特徴を書くことはなるべく避けて、一般的にその学びをしたい理由や将来学びをどのように生かしていきたいかなどを書くと良い。(つまり、A大学には文学部、B大学には生物学部を志望、出願する、などはできない)
【推薦状】
1枚から2枚、主に学校の先生に書いてもらう
【ファウンデーションコース】
※日本の一般的な高校の卒業資格では、直接入学ができないため、ファンデーションコースを経由する必要がある(ファウンデーションコースの入学資格は以下)
サウサンプトン大学のファウンデーションコースは学部一体なので、他一般学部と同じUCASを通し出願する。
ファウンデーションの出願に必要な書類は以下:
1. 高校の成績証明書
(3.5/5 or 7/10 overall with grades 4 or 8 in subjects relevant to the chosen undergraduate course|評定平均が3.5/5又は7/10、かつ希望専攻に関連する科目で4/5又は8/10。)
2. 語学力を証明する書類
(IELTS 6.5 with at least 5.5 in each band. If the overall is 5.5 but below 6.5, you will need to join additional English language classes.)
(オーバーオール6.5以上かつ全てのセクションで5.5以上。もしオーバーオールが5.5~6.0なら、英語コースも受講しなければいけない)
3. エッセイ
(Personal Statement、UCAS規定に従い、4000wordsかつ47行以下)
4. 推薦状
(学校の先生などに英語で書いてもらう)
なお、学部1年生へ進学する際は、通常の学部進学規定と同じ。即ち、必修科目(つまり全科目)でFailしなければ進学はできる。