全体の学生数は約9,000人だが、半数以上が大学院生。キャンパス外の住居から通う学生が多いため、週末はとても閑散としている。
全ての教授がオフィスアワーを設けており、時間外のアポイントメントも取ることができる。キャンパス内に住む教授も多いため、週末に教授の家で食事を楽しむこともある。
レクチャーをベースとする必修科目のみ約300人規模の授業があるが、それ以外は20人規模の授業が殆ど。
献立は週替わり。ミールプランを利用できる学食が5つあり、イタリアン料理、アジア料理、メキシコ料理などが楽しめる。
隣の都市(サンタモニカ)まで車で約30分。大都市ロサンゼルスからは車で約1時間離れているが、それが故に空気や景色がとてもきれい。夕方の空に映し出される夕焼けは、ピンク色の綿飴のようで幻想的。
学生数と内訳
学部生:3,583人
大学院生:5,241人
合計:8,824人
留学生
12.77%(2019)
専攻数
45
クラブ数
110
他
NCAA D1に所属するスポーツチームが17つ存在する。中でもテニスとビーチバレーは全米優勝経験がある。
キリスト系の大学であるため、生徒の約8割がキリスト教信者。
キリスト教の精神に基づいた考え方をする学生が多く、ボランティアなどの奉仕活動を盛んに行う。
その他にも、NickelodeonのZoey 101を始め様々な映画やドラマの舞台になるなど、学校自体がハリウッドの影響を強く受けている。そのため国内外からハリウッド業界を目指す学生が集う。
異文化理解を尊重する学生が多い印象もあり、生徒の約8割が留学をする。
大学院と提携して5年間でMBAを取得できるビジネス学が有名。
その他にも、ハリウッド業界でインターンをすることが可能なコミュニケーション学部も人気。
全体的にカリフォルニア特有の楽観的で伸びやかな考えを持つ生徒が多い傾向にあり、学生は穏やかなキャンパスライフを送っている。 合計4学期を寮で過ごすことが義務付けられているが、上級生のほとんどが学外のアパートや家で共同生活をしている。
州内出身の学生が大半で、週末に実家へ帰る学生も多い。そのため、平日は授業や課題、課外活動やアルバイトで忙しくしている学生が多いが、週末のキャンパスは閑散としており、リゾート気分を味わえる。
▶︎年間スケジュール(例)
– 8月3週目:新入生オリエンテーション
– 8月4週目:秋学期授業開始
– 10月下旬:秋休み(1週間)
– 12月1週目:秋学期期末考査
– 12月2週目〜1月1週目:冬休み
– 1月2週目:春学期授業開始
– 3月上旬:春休み(1週間)
– 4月3週目:春学期期末考査
– 4月末〜8月中旬:夏休み
▶︎一日のスケジュール(例)
平日は授業に合わせて起床、支度をする。徒歩や校内バスで授業へ向かう。18時には殆どの授業が終わる。
隙間時間は図書館や校内のスターバックスで勉強をしたり、校内のジムでトレーニングをする。中には近くのビーチで日焼けをしながら勉強をする人も。
授業終了後は、課外活動に参加したり課題をこなしたりと人それぞれ。基本的に朝方の学生が多い印象もあり、夜の図書館はとても静か。
出願時にメジャーを決める生徒が多いが、基本的に在学中はいつでもメジャーを変更することができる。ダブルメジャーやマイナーを追加するタイミングも自由。大学院と連帯したプログラムも存在し、様々なサーティフィケイトを取得することもできる。
総合大学ではあるがリベラルアーツのカリキュラムが導入されており、入学してからの2年は必修科目を取る生徒が多い。
1学期に18単位を上限とし、基本的に5つの授業を取ることができ、卒業には124単位が必要。履修は学部によって異なるが、アドバイザーやカウンセラーのサポートが充実しているため心配はほとんどいらない。
Common Applicationが主流であるが、その他にも該当する生徒はPosse FoundationとQuest Bridgeという奨学金団体を通して出願をすることが可能。
Common Applicationでの出願の場合、基本情報やエッセイの他に、成績表(中学3年生から高校3年生)、高校のプローフィール、カウンセラーの推薦状、教授の推薦状、ACTまたはSAT、$65の出願料、大学指定のエッセイ、TOEFLまたはIELTS(米国国籍を有しない場合)が必須。
大学特有のエッセイは、信仰について聞かれる。キリスト教信者でないことがディスアドバンテージになることは無いが、異宗教や異文化に対する理解を示す姿勢を表すことができれば良い。