全校は約1,200人ほど。全寮制であるため、話したことはなくとも生徒はほぼ全員顔見知り。キャンパスは徒歩10分で横断可能。その小ささゆえ授業に遅刻はしないが、毎日見る風景が同じなので時々閉塞感に襲われる。
教授は生徒とのコミュニケーションを大切にしており、授業のサポートはもちろん、進路や生活面など授業外の相談にも乗ってくれる。留学生へのサポートも手厚く、理解がある。
基本的にディスカッションベースの小規模クラス。学年が上がるにつれて5人以下のクラスなども取るようになる。理系科目のイントロクラスなどはレクチャースタイルも多いが20-30人程度であるため、教授とのコミュニケーションが取りやすい。
アジア系の料理が毎日最低2品はある。また、週に一度はスムージーやチャーハンらしきものを作ってくれるブースが設置され、長い列ができる。メニューがあまり変わらないので飽きる。
シカゴから電車で約3時間(片道平均2,200円ほど)。モールなどがある最寄りの街までは車で約45分。きらびやかな休日は送れないが、大学の近くには小さなダウンタウンがあり、韓国料理や日本食レストランもある。
学生数と内訳
全校1,200人。生徒:教授=11:1。
留学生率
19%
専攻
92(副専攻含む)
クラブ数
100以上
小さなコミュニティのため生徒同士や生徒と教授の結びつきが強い。生徒の主体性や個性を重視ししており、様々なキャンパスイベントを通して生徒が自身が大切にするものを表現・共有する機会が多くある他、何か要望がある際には、積極的に動けば大学側も柔軟に対応をしてくれる。
地域へ貢献しようという意識が強く、多数のボランティア活動や地域のイベントへ参加する機会がある。
生物学や環境学などは周囲に広がる自然を利用したフィールドワークが盛ん。3ヶ月近く森に籠って共同生活を送るプログラムもある。
教育分野では、地域の幼稚園でのボランティア、小学校や中学校での教室観察や生徒支援を行うなど現場に通じる学びを得ることができる。
近くに遊びに行くところも特にないため、ほぼ大学内で生活が完結する。学校やクラブがほぼ毎日何かしらのイベントを企画しているので、退屈することはそんなにない。
週末は寮やアパートなどでパーティもよくあるが、パーティーが禁止の寮もあるので自分に合った生活を選べる。生徒もスポーツやクラブ活動をしてリフレッシュしながら集中して勉強するなどメリハリがある。
▶︎年間スケジュール(例)
3学期制。
10週間ごとで授業が変わるため間延びすることなく集中して勉強に取り組むことができ、自分に合わないクラスを取ってしまっても傷は浅い。しかし、10週間の間に中間と期末があるので大変。また、セメスター制を採用する多くの他の大学と夏休みや冬休みが若干ずれるため、一足先に日本で夏休みを迎える友達をSNSで見ながら勉強を続けるのはちょっと寂しい。
– 9月中旬〜11月末: 秋学期
– 12月いっぱい: 冬休み
– 1月初頭〜5月末: 冬・春学期(その間春休み1週間)
– 6月初頭〜夏休み
▶︎一日のスケジュール(例)
1クラス70分と90分の2タイプがある。1限は8時開始。平均的には1日2.5クラスほど。
他の時間は図書館で勉強し、夕方はクラブ活動、夜も寮や図書館で勉強をすることが多い。合間を縫ってキャンパスでのアルバイトをする人も多くいる。多くのクラブ活動があり、大抵みんないずれかのクラブには所属している。
3学期制で1学期あたり3クラスが平均的。3年の冬あたりまでに主専攻を決める。
TAをして単位を得ることもできる。リベラルアーツであるため専攻に関わらず全員が取らなければならない授業の分野がいくつかあるので1,2年生の時に早めに終わらせるのを勧める。
オプショナルで留学生向けにIELPという入学前3週間の準備プログラムがある。大学でのエッセイの書き方や授業の受け方など初歩的なことから丁寧に教えてくれる。
授業がいきなり始まる前にキャンパスでの生活に慣れることができ留学生同士の友達もできるので、大学入学前に海外経験がない人などにおすすめ。
Common Applicationを通して出願可能。SATがオプショナルなのでTOEFL iBTだけでも受験可能。
留学生へのサポートが手厚いので、もしhttps://www.knox.edu/admission/apply-to-knox/international-applicantsを見て分からないことがあればアドミッションにメールをして聞いて見ると良い。かなり早く親身に対応してくれる。
経済的なサポートもノックスは積極的に行っているので、financial aidに関する相談をしてみるのもおすすめ。