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ニューヨーク州(アメリカ合衆国)

ニューヨーク州

世界の首都ともいえる屈指の大都市。芸術・経済・商業・ファッションなどの発信地であり、約830万の人口を抱える。
いわゆるニューヨークといえば思い浮かぶのは高層ビルが立ち並ぶマンハッタン島の景色だが、他にもそれぞれ独自の文化を持つブルックリン・クイーンズ・ブロンクス・スタテンアイランドの4つの地域があり、全て電車や無料フェリーなどでアクセス可能。
マンハッタン内では南にいくほど治安が悪いと言われているが、ここ20年で改善は進んでいる。東側のアッパー・イーストサイドは多くのセレブが住居を持つことで有名。
3つの空港を抱えるが、主に国際線で利用するジョン・F・ケネディ空港から市内までのアクセスは悪い。

【ブロンクスビル】
電車でグランドセントラル駅から北に約40分のところにある高級住宅街。駅周辺にはレストラン、スーパーマーケット、薬局、カフェ、病院、図書館、公園などがあり、生活に必要なものは全て揃う。

環境

【ニューヨーク市】
元々はマンハッタンを中心にジェントリフィケーション(高級化)が進んでいたが、その影響で押し出された人々が定住したブルックリンなどでも近年開発が進み、富裕層の街が広がっている。
地下鉄にネズミがいたり、排気口から煙がもくもくあがる光景は日常茶飯事だが、ニューヨーカーはそれに関わらずニューヨークに強い愛着を抱いているという印象がある。
それ以上に文化体験の機会がとにかく豊富でかつ学生にも手が届きやすいので、若いうちに住むには最適の場所だと思う。

【ブロンクスビル】
治安が良く、静かな住宅街。
大学がブロンクスビルとヨンカーズの間にあり、ブロンクスビルは高級住宅街なので白人が多いが、ヨンカーズは黒人・ヒスパニック系が多い。
ブロンクスビル側に行くか、ヨンカーズ側に行くかで雰囲気がずいぶん違う。ブロンクスビルにあるブロンクスビル駅もヨンカーズにあるフリートウッド駅も大学から約20分。

全体人口

  • 全体人口

    19,542,209

言語

英語

食事

【ニューヨーク市】
リベリア料理からイエメン料理まで世界中の料理が食べられる。ピザが安いことで有名だが、ニューヨーカーは卵やベーコンが乗ったベーグルが大好き。高級レストランも多く、2月中旬には「レストラン・ウィーク」という、加盟高級店のコース料理を30ドル前後で食べられる2週間にわたるイベントが人気を博している。

【ブロンクスビル】
アメリカン、イタリアン、メキシカン、中華、日本食などのレストランが駅周辺にある。カフェやキャンディー屋さんもある。いくつかのレストランで学生証を見せると割引がある。

住居

【ニューヨーク市】

学生寮:〜1100ドル(12万円)

アパートメント:1400ドル〜(14万円)

【ブロンクスビル】

学生寮:10,420ドル/年(サラローレンス大学)

 

公共施設

  • 交通の図1
  • 【ニューヨーク市】
    合計で97箇所に公共図書館を持つ。その中でもタイムズスクエア近くにあるニューヨーク公共図書館は、世界で最も美しいと言われており、『ティファニーで朝食を』を初めとする数多くの映画の舞台にもなっている。
    また、メトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館など多くの有名な博物館・美術館は入場料がかかるか、金曜日夜など特定の時間に無料で解放されている。

    【ブロンクスビル】
    駅周辺に図書館、映画館、教会、病院がある。高速道路に沿ってつくられた公園では散歩やジョギングをする人が多くみられる。

交通機関

  • 交通の図2
  • 【ニューヨーク市】
    地下鉄は路線が多く、また曜日や時間帯によって同じ路線に違う方向に向かう電車が来たりするが、駅は東京と比べれば小さい。バス・地下鉄ともに一律料金で2.75ドル(約300円)。
    最近はシティバイクという、アプリでレンタル・支払いを自動的に行う自転車シェアプログラムが定着してきている。
    タクシーはイエローキャブ(黄色いタクシー)が有名だが、ここ近年はウーバーなどによって利用者が減少しており、見ることは少ない。

    【ブロンクスビル】
    メトロノース鉄道でニューヨークシティーのグランドセントラル駅から約40分。ニューヨークシティーまではオフピーク時片道約9ドル、ピーク時約11ドル。メトロノース鉄道は大体30分に一本の頻度で走っている。バスも走っている。駅にはタクシーが常にいる。
    サラローレンス大学が毎晩無料のシャトルを大学とブロンクスビル駅の間で電車のスケジュールに合わせて走らせている。