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サラローレンス大学

Sarah Lawrence College
  • 規模2

    学部生が約1,400人、大学院生が約300人。 全校生徒の顔を何となく覚えられるくらい小規模な大学。

    教授との距離5

    セミナーの授業を取ると、2週間に1度カンファレンスペーパーについて一対一の面談が30分ある。 レクチャーの授業でもグループカンファレンスと呼ばれる時間が2週間に1回あり、少人数のグルコースでリサーチをしたり、少人数でディベートをしたり、少人数で質疑応答の時間を設けたりなどクラスにより様々なアクティビティをする。 教授から学期末にエバリュエーション(文章での成績)をもらえる。 Donning Systemの下、ドン(アドバイザー)と一対一で定期的に会うことも可能。

    授業形態1

    セミナーでは最大でも15人、レクチャーでは最大約45人。 セミナーは教授と生徒が円卓を囲みディスカッションをする。

    学食の美味しさ3

    ダイニングルームでの食事はスワイプ制のため食べ放題だが、スチューデントセンターでの食事は食べ放題ではない。 味は普通に美味しいが、ベジタリアン・ビーガン・グルテンフリーなど食べれるものに制限がある人は厳しいかもしれない。また、食事の内容は毎週似ている。日替わりのデザートとアイスはオススメ。

    都会度3

    郊外なのでニューヨークシティーとは違い落ち着いているが、電車で約40分でニューヨークシティーまで行ける。また、電車や車を使えばリンゴ狩り、ハイキングなどもできる自然豊かなところにも行ける。

1926年に女子大として設立されたが、1966年からは男女共学のリベラルアーツカレッジ。いまだに男女比は3対7と女子生徒の方が断然多い。
専攻がなく4年間ひたすら自分の好きな授業を取ることが出来る。
約90%の授業は15人以下のセミナー形式で、教授と生徒間でのディスカッションがメイン。セミナー形式のクラスでは生徒一人一人がリサーチトピックを決めて、教授と2週間に1度個別面談をしながら、授業の内容とは別に15-20ページ前後のリサーチペーパーを書く(カンファレンスペーパーと呼ばれる)。
理系のクラスや言語のクラスを除き、テスト・エグザムは基本的にないが、その代わりにカンファレンスペーパーやクラスペーパーを書く。よく読み、よく書き、よく発言をすることが求められるため、書くことが好き、もしくはライティングの力をつけたい人、クラスで発言したい人に向いている。
Donning Systemがあり、1年生の時に1年間取るクラスの教授が大学生活の間、アドバイザー的存在になり、1年生の時は2週間に1回、その後も必要に応じて定期的に会うことができて、学業面はもちろん大学卒業後の進路等の相談相手となってくれる。
AやBなどのレターグレードよりも文章での成績(エバリュエーション)に重きを置いている。教授も成績よりも一人一人の成長に重きを置いて授業を教えてくれている人が多い。
授業の履修システムもとても変わっていて、授業にレジスターをする前に教授をインタビューする。
大学システムも考え方もとてもリベラルで革新的なので、リベラルな考え方に浸りたいという人、学部や専攻しばられず自由に学びたいという人にピッタリな大学。
とてもLGBTQフレンドリーな大学。
(大学公式ウェブサイト:https://www.sarahlawrence.edu/)

基本情報

  • 学生数と内訳

    学生数と内訳

    学部生 1,377
    大学院生(修士) 298

    Female: 71%
    Male: 29%

    Students of Color: 25%

  • 留学生率

    留学生率

    14%
    50か国以上の国から留学生が来ている。

  • 専攻数

    専攻数

    N/A

  • クラブ数

    クラブ数

    現時点で129あるが、中には実際の活動をしていないクラブもある。
    新しいクラブをつくるのはとても簡単。

校風

ザ・リベラル。

アメリカの中でも特にリベラルで変わっている。生徒も教授も考え方がとってもリベラル。学業面でもその他の面でも自由な風潮が強いので、他人よりも自分のことに意識が向いている人が多い。
スポーツには興味がない人が多いが、スポーツチームも存在し、スポーツチーム間での仲は良い。

特に強い専攻・分野

ライティング、フィルム、文学などヒューマニティー系とパフォーミングアーツ系が特に強くて人気。
理系学生は少ないが、のちにメディカルスクールに行く人もいるので不可能ではない。

学生生活・年間スケジュール例

ニューヨークシティーやヨンカーズ市街に電車またはバスで行けるので、インターンシップやコミュニティーパートナーシップワークをやっている人も多い。
大学で頻繁に何らかのイベントを企画してくれる。留学生のために、毎年学長がサンクスギビングディナーイベントを企画してくれる。

▶︎年間スケジュール(例)

– 8月下旬:希望者のみ対象の新入生オリエンテーション・新入生全員対象のオリエンテーション
– 9月上旬:上級生がキャンパスに戻ってくる・インタビューウィーク(履修したいと思っている授業の教授にインタビューしに行き、履修するクラスをドン(アドバイザー)と共に決める)・授業開始
– 10月中旬:オクトーバースタディーデイズ(月曜日と火曜日が休み)・ファミリーウィークエンド(週末に家族対象のイベントが行われる)
– 11月下旬:サンクスギビング
– 12月中旬:冬休み
– 1月中旬:キャンパスに戻ってくる・インタビューウィーク
授業開始
– 3月中旬:春休み(1週間程)
– 5月中旬:夏休み・卒業式

▶︎一日のスケジュール(例)

一番早い授業は9時。授業は基本的に90分だが、フィルムやアートまたは一部のセミナーは2-3時間の場合もある。ランチは各自授業の合間に食べる。夜遅いクラス、特にフィルムの授業、だと21時頃終わる場合もある。
1セメスターにつき、基本的に3クラスしか取らないので1週間に1回しか授業がないクラスを取ると、授業にとられる時間自体は少なくなるが、ダンス、音楽、演劇等を取るとスケジュールが忙しくなる。
生徒の中には日々のリーディングやカンファレンスペーパーのために授業の隙間時間は図書館で過ごす人もいる。
キャンパス内もしくはキャンパス外でアルバイトをしている生徒も多い。

履修

必須科目はないが、4つの学問系統(クリエイティブ/パフォーミングアーツ、ヒストリー/ソーシャルサイエンス、ヒューマニティー、ナチュラルサイエンス)のうち少なくとも3つの学問系統から授業を履修しないといけない。1つの学問系統から得ることが出来る単位数に限りがあるので、幅広く授業を取ることが求められる。

各セメスターにつき通常3つの授業を取る。1セメスターで一クラス当たり15単位もらえる。クラスによっては2.5もしくは3単位で取らせてもらえる。
例えば、セミナーをカンファレンスペーパーを書かずに履修する場合、3単位もらえる。体育の単位を卒業までに4単位得ることが求められる。

ファウンデーション・ランゲージコース

なし

出願ワンポイント

Common Applicationで出願。SAT等のスコアがオプショナルなのでエッセイや面接、可能ならばキャンパスビジットなどでアピールをすることが重要。
留学生に対してはTOEFLのスコアは100、IELTSは7.0以上が求められる。合格率は高め。

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