東アジアの国々の文化、芸術、思想、食、ありとあらゆるものを文献、音楽、映画等より研究する。
世界のどこからが東でどこから西なのかはこの分野の学生なら一度は通る議論。
個人的に興味深かったのは、”東アジア人”の観点から”東アジア人でない人々”がどのように東アジアの様々な文化事象を解釈しているのかがみられたところ。例えば源氏物語についての講義では、日本で源氏物語を学んだ私的源氏物語の文化的価値ポイントと、日本で学んでない教授にとってのそれとに大きな違いがあったのは興味深かった。
長期休暇中(夏休みなど)に東アジアの国に交換留学をして研究室に入る生徒もいた。国際関係学や認知科学、文学と2分野専攻している人が多い印象。(Haruka.K)
興味を持っていることが一番大切。
”東洋人”の視点でも”西洋人”の視点でもなく、宇宙人の視点で様々な国の文化や歴史を見ることができれば強い武器になる。(Haruka.K)
日本における資本主義の歴史をマルクスの資本論やレーニンの帝国主義論を読みながら学ぶ。資本主義が日本の歴史、文化、社会問題(差別)などにどのように影響したか・したかもしれないかが学べる面白い授業。
(Logo: University of Toronto)
Haruka K.
日本の”おばけ”文化を、妖怪、幽霊、怪獣の歴史からひも解く。”日本独特の感性”が何なのかが垣間見えるかもしれない授業。
最終課題のエッセイで私は千と千尋の神隠しとそのころの日本経済について書いた。
(Logo: University of Toronto)
Haruka K.
日本の歴史に関する授業。卒業の要件を満たすためにうけた授業だったが、現在の日本の文化がどのように醸成されていったのか、日本におけるジェンダーの移り変わり、ポップカルチャーと歴史の関係など、これまで触れたことのない分野についての講義が多かったため興味深かった。
週2回のレクチャーに加え、日本文学(源氏物語、方丈記、好色一代男など)を読み、週1回ディスカッションを行う。
(Logo: Columbia University)
Riku
アジア研究とジェンダー学にcross-listedされている授業。主にディスカッションベースの授業。
日本文学や映像作品における妖怪、幽霊、怪獣などの考察する。紫式部、上田秋成、江戸川乱歩など日本でもとても有名な作家たちも登場するとともに、彼らの作品を日本やアジア諸国だけでなく、アメリカ人視点での論文や記事も読む。Writing Intensiveで、エッセイを何枚も書く。
(Logo: Bowdoin College)
Rintaro
古代から1800年代までの中国・日本・韓国の歴史を学ぶ。
三国間での歴史上の出来事を一次情報と二次情報を比べることで分析したり、中国・日本・韓国のそれぞれの視点で見つめることで東アジアの歴史に対し、理解を深めることができる。
東アジアの歴史を初めて学ぶ人もいるので、初めの方は授業もゆっくり進行し、とてもわかりやすく解説される。そして、徐々に奥深い歴史や、三国間の立ち位置や関係性の変化について詳しく学べ、教授の見解も共有されるのでとても興味深い授業であった。
(Logo: Claremont McKenna College)
Yuma