イングランド、ウェールズ、スコットランド(この3つがグレート・ブリテン)、そして北アイルランドの4つの国から成り立つ、ヨーロッパ北西に位置する国(正式名称:グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)。
エリアや街が独自の特徴を持ち、ユニークな文化と豊かな自然の両方を楽しむことができる。
※以下は2020年1月時点の情報です。内容は学生の調査・主観に基づいた情報ですので、参考にする際には注意してください。
人口
6,600万人(2017年)
時差
-9時間(サマータイム期間中は-8時間)
公用語
英語、ウェールズ語
気候
西岸海洋性気候(暖流の影響で温帯性気候)。
特徴は1日の天気が変わりやすいことで、夏以外は霧のような雨がよく降る。
首都
ロンドン
イギリス国内での大学進学希望者は、16歳までの義務教育終了後に日本の高校にあたる2年制の受験コースを選択する。そこでA-levelや国際バカロレア(IB)とよばれる試験を受けるため、大学の専門科目を見据えて3〜5科目を選び学習。
大学は全国に100校近く存在し、その多くが国立(ただし、経営は独立で国からの補助金で運営)。ほとんどの大学で個別の入学試験がなく、UCASといった共通出願フォームで最大5校までに出願することが可能。さらに、入学時に選択した専攻に関連のある学習を3年間続けて行うため、アメリカや日本の大学に比べて専門性の高い学びが得られることも特徴的である。多くのアメリカの学士号課程では専攻することが珍しいビジネス・法学・医学を学部時代から学べることも特徴的。
一般的な日本の高等学校を卒業し、A-levelやIBといったディプロマを持たない場合はファウンデーションコースといった大学進学準備コースの履修が必要。
ロンドン中心部と郊外、他地域で大きく異なる。
ビザ発行時に参考として示される生活費額はロンドンの場合最低£1,265(日本円で15万から16万円)、ロンドン郊外やイギリスの他地域の場合は月に£1,015(日本円で12万から13万円)。物価は日本と比べてやや高めで、特に首都ロンドンの地価の高さは世界的にもよく知られている。
大学からのinternational students用の奨学金はかなり少なく、ほとんどの学生は私費、もしくは国からローンを借りて大学に通っている。
FinancialAid等の低所得者向け奨学金は、発展途上国を母国にもつ学生には豊富だが、日本を母国にもつ学生にはほとんどないと考えてよい。
イギリスの医療は税金によって運営されている国営の「NHS(National Health Service)」と「Private/プライベート」の私立医療に分かれている。
イギリスに6ヶ月以上滞在しビザの発給を受けている非ヨーロッパ国籍の留学生も、健康保険付加料(IHS :Immigration Health Surcharge)£150(日本円で約2万円)をビザ申請提出時に支払う必要があるがNHSを利用できる。GPというかかりつけ医の登録を行うと、全ての医療を原則無料で受けることができる(処方箋を受け取った場合は薬も全て無料)。
ただしNHSでは恒常的に予約が取りにくく、Private用の保険に入る人も多数。(※急患の場合は見てもらえることが多い)