学部生のみであり、全校生徒あわせて1000人ちょっと。ただし他に4つの大学と2つの大学が隣接しており、交流も大変盛んなため実際にはもっと多いように感じる。
基本的に授業は~20人くらいで、イントロレベルの授業だともう少し増えるが、それでもたいていの場合30人くらい。教授は必ず名前と顔を覚えてくれるし、オフィスアワーに気軽に行ける事は勿論、オフィスアワー外でも事前にメール等で連絡すれば会ってくれる。
基本的には10-20人程度で、導入レベルの授業(例:Intro to Biology)だと30人程度になることもある。30人を上回るような授業はない(少なくとも私はPitzerで見たことも聞いたこともない)。
ヴィーガン・ベジタリアンメニューが豊富で、メインの料理はその場で作ってくれる。毎日食事が楽しみになるほど美味しく、飽きた場合には隣接する他4つの大学の食堂(これらも美味しい)で食べることもできる。
電車で1時間程でLAにでることができる。
学生数と内訳
1,062人(2019)
留学生
12%(2019)
専攻数
37
クラブ数
(Pitzerのみ)48
Pitzerは「アクティブ」の一言に尽きると思う。環境問題や人種差別、経済格差等社会問題に高い関心を寄せている学生が多く、マーチや署名活動、抗議文の提出、生徒同士の議論等ととても活発。アクティヴィズムが浸透しているから、「世界は変えられる」という意識が生徒にある。
大学側が何か不正義である、Core Valuesに反していると思われる事をした場合、生徒側(大抵1つの部活動のグループが発起人となる)が立ち上がってそれを変えるための活動をするのは日常茶飯事。教授もCore Valuesに賛同しているからこそ働いている人達だから、Pitzerで授業をとるとそれがなんの分野であれ最終的に社会問題や「正義」に行きつくことが多い。
心理学、環境分析、経済学、社会学、メディア研究
基本的にほぼ全員寮生活。1年生は1年生専用の寮に住み、2年以降は希望の寮を申請するか、オフキャンパスに住むことも可能。
授業によるとは思うが、リーディングやエッセイ等の課題がとても多く、またしっかり課題をこなさなければディスカッションベースの授業についていくことはできないため、常に課題に取り組んでいる気がする。だがずっと勉強しているわけではなく、勉強した上で課外活動(スポーツ、ボランティア、アウトドア、アクティヴィズム etc.)やパーティー等皆楽しむときはしっかり楽しんでいる。
▶︎年間スケジュール(例)
– 8月下旬:国際生オリエンテーション(他の大学と合同)、新入生オリエンテーション(Pitzerのみ)
– 9月1週目:秋学期授業開始
– 10月中旬:秋休み(前後に中間試験)
– 11月中旬:サンクスギビング休暇
– 12月中旬:期末試験、冬休み開始
– 1月下旬:春学期開始
– 3月中旬:春休み(前後に中間試験)
– 5月上旬:期末試験
– 5月中旬:夏休み開始
▶︎一日のスケジュール(例)
朝7時に起床。7時半に食堂があくので、朝食をとり図書館に移動する。
授業開始まで勉強。午前・午後と授業を受け、授業がない時間帯は図書館で勉強。夕方寮に戻り、部活やジム、課外活動とかのミーティングに行く。シャワーをあびてまた図書館に戻るか、寮内に併設されている自習室へ。基本12時前には就寝していた。
週末は息抜きにLAに出たり、徒歩10分くらいにあるファーマーズマーケットへ。
3年の秋学期半ばまでに専攻を宣言、ダブルメジャーも可能。専攻はPitzerのものは勿論、他4つの大学でオファーされているものも承認されれば専攻することができる。
1学期に4つ授業をとるのが基本であり、4年間で32単位とれば卒業。
1クラス大体10-20人程度と小規模であるため、最初のうちは入りたい授業に入れないという事もある。だが教授に直接メールしたり、最初の授業に行けば、入れてもらえることも多い。Pitzerの授業だけなく5Cの授業(少数ではあるが大学院の授業も)に登録することも可能。
英語以外のすべての合格要件を満たす生徒はInternational Scholarsとして入学することになる。
1年の秋学期に3つ(新入生全員必須の授業1つ含む)、春学期に3つの英語力向上のための授業をこのプログラムを通して受講することとなる。もし自分は必要な英語力を持っていると判断した場合は、申請し承認されればプログラムから抜けることも可能。
Core Valuesのどれが一番自分は重要だと考えるか、なぜそう思うのか、社会をどう変えたいのか、を意識してエッセイに取り組むと良い。
学校の成績や面接、テストスコアの提出(SATは任意)等いろいろ要素はあるが、結局はPitzerのCore Valuesをどれだけ自分事として捉えられるのかに尽きると思う。