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カリフォルニア州(アメリカ合衆国)

カリフォルニア州

アメリカ合衆国西部にある州。アメリカ合衆国50州の中で、陸地面積では第3位、人口では第1位である。

【ロサンゼルス】
カリフォルニア州南部に位置する全米有数の世界都市。人口はニューヨークに次いで2番目に多い。市内外に南カリフォルニア大学(USC)・カリフォルニア工科大学(Caltech)・カリフォルニアカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)・ジェット推進研究所(JPL)をはじめとする多数の高等研究機関が設けられている。また、ハリウッド地区はエンターテイメント/映画産業のメッカとして世界的に有名であり、多くの映画学校(フィルムスクール)、アクティングスクールがある。

【バークレー】
サンフランシスコから車で30分ほど離れた都市。
フリースピーチ(言論の自由)運動の誕生の地で、多様な人種と文化が入り混じるリベラルな土地。バークレーの人口の約半分以外が白人以外の人種である。また、昔からヒッピーが集まる場所と知られており、自らホームレス生活を選ぶ人や薬物の使用する人がいたりなど、今でのヒッピーの文化は根強く残っている。
食文化においては、一風堂や丸亀製麺などの日本のチェーン店に加え、日本人が経営する日本料理店があったり、アジア圏とメキシコからの移民が多いことから本格的な外国料理も楽しめ、食事における選択肢は充実している。

【クレアモント】
クレアモントはClaremont Consortium(クレアモントにある5大学と2大学院が属する大学群)の発展と相互に関わる。
小さな町でありながら、クレアモントのコミュニティはその文化的・学問的・建築的歴史を誇る。

【サンタバーバラ】
ロサンゼルスから車で2~3時間離れたところにある、小さめのコミュニティ。都心部ではないが、ダウンタウンがバス20分ほどにあり、そこで買い物はほぼ済ませることができる。ブロードウェイのツアーも来るので、ミュージカル好きにも堪らない。ビーチタウンのため、リッチな人が多く、物価は割と高め。大学付近は特に人種、および文化は多様でリベラル。アジア系アメリカ人も多く、日本人留学生としてもとっても過ごしやすい。食文化においても、日本食屋さんやジャパニーズマーケットもある。飽きたらよりいろんなものが揃っているロサンゼルスに土日等を利用して行くこともできる。

【マリブ】ロサンゼルス中心部から車で約1時間くらい離れたところに位置する小さな都市。太平洋に面した自然豊かな土地は、サーフィン文化発祥の地として知られ、年間を通して世界中からサーファーが集まる。ロサンゼルスを拠点とするハリウッドスターやスポーツ選手の邸宅があることでも有名。

【デイビス】
州都であるサクラメントから車で約30分のサンフランシスコ側にある小さな街である。University of California Davisが中心の街で、学生タウンであると言ってもいいだろう。

【オレンジ】
州の南に位置するオレンジ郡(オレンジカウンティ)はFOXネットワークで放送されたテレビドラマ「The O.C.」の題材となった都市。カリフォルニア州の郡で2番目に人口が多く、アメリカ合衆国内では5番目に人口が多い都市である。人種は白人、ヒスパニック、アジア系が大半となっている

環境

【ロサンゼルス】
ロサンゼルス郡は地区によって治安がガラッと変わるのが特徴的である。サウスロサンゼルス地域は治安が悪く、ウエストロサンゼルス地域は治安が良いと一般的に言われている。
UCLAが位置するウエストウッドはカレッジ/ユニバーシティータウンと呼ばれ学生が多く住んでいるため治安は比較的に良い。徒歩圏内に映画館、レストラン、スーパー、美術館が隣接し車がなくても不自由なく生活できる。

【バークレー】
家賃が世界一高いと言われるサンフランシスコが近いため、物価は日本以上に高い。特定の時間帯と地区においては、治安が悪く、週に数回ほど窃盗や発砲事件などが起きる。
それぞれ規制はあるが、銃や麻薬の所持も許可されている。

【クレアモント】
ロサンゼルスから約30マイル(約48km)離れた場所にある、とても穏やかな町。計36,000人の住民が住んでおり、比較的裕福な高齢者の方や家族が多く、治安の良い町として知られる。

【サンタバーバラ】
サンタバーバラといえばとにかく海。キャンパスにビーチがあり、夕日が沈むのを勉強の合間に見に行くのを日課にする人も。もちろん大学生の経験するストレスもあるが、カリフォルニアならではの快晴の日も多く、ヤシの木に囲まれて学生はのびのびと過ごしている。パーティースクールとよく言われているが、パーティーをする場所が一箇所にまとまっていてメディアも写しやすいだけであり、やっていることは他の大学と大差ない。逆を言えば、その場所を避ければパーティー文化に飲まれることはないため、苦手な人にももってこいの環境だと思う。

【マリブ】
リゾート地として有名であるため、物価はかなり高いが、富裕層な方が多く治安は良い。南カリフォルニアならではの地中海性気候の影響で、年間を通して温暖。

【デイビス】
自然がとても、豊かでランニングコースやゴルフ場などもあります。都会ではないのですが、アジアンマーケットやファーマーズマーケットもあるので、食事には困りません。

【オレンジ】
アメリカの安全な都市ランキングにも入るほど治安が良く、サーフィンで有名な美しいビーチやディズニーランド等のテーマパークも隣接しており暮らしやすい環境がある。ロサンゼルスから車で約1時間、サンディエゴからは北へ約2時間の距離とロケーションも良い。
また、アナハイムには大谷翔平選手が所属するメジャーリーグ球団のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムが本拠地にしているエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムがある。

全体人口

  • 全体人口

    39,557,045

言語

英語(・スペイン語)

食事

【ロサンゼルス】
様々な国の料理が楽しめるのがロサンゼルスの魅力の1つです!チャイナタウン(日本で言う横浜の中華街)をはじめ、日本・韓国・アルメニア・エチオピア・タイ等の"タウン"があり、その国の料理や文化が体験できる。ちなみに、私のおススメはソーテルにあるラーメンつじ田!

【バークレー】
料理がどれだけ本格的かどうかはさておき、基本的に世界中どこの料理も食べられる。レストランやカフェで、ベジタリアンやハラール、デイリーフリーなど多様なオプションがあることが多く、様々な食習慣をもつ人が暮らしやすい食文化だ。

【クレアモント】
クレアモントの学生は基本的に学内の食堂で食事をするが、特に週末にクレアモント内のレストランで友達と外食する学生も多く見受けられる。レストランの数は多く、アジア系からイタリアンなどのジャンルや、ファストフードからおしゃれなレストランなどの価格帯の両方の面で幅広く用意されている。日本食もラーメンや寿司を含むお店がいくつかあり、特別困ることはない。Trader Joe'sが車で5分、Targetが10分の距離にあることは車のない学生には少し不便だ。

【サンタバーバラ】
メキシカンやアジア料理のお店が多い。だいぶアメリカナイズされているが、日本食屋さんも沢山あり、味は悪くない。ピザやタピオカのお店も沢山ある。
日本の食品が買えるお店もあるため、日本食の自炊もできる。

【マリブ】
名物は太平洋で獲れる魚介類を使用した料理。その他にも、メキシコ系やオーガニックなビーガン料理が有名。

【デイビス】
メキシコ系から、魚介系のパスタ、ザアメリカンフードなどもあります。もちろん、日本食屋や、寿司屋もあります。

【オレンジ】
様々な国の食事が楽しめる。白人、ヒスパニック、アジア系が多く居住していることから、一般的なアメリカンダイナーをはじめメキシコ、韓国、ベトナム、日本、インドの料理を提供するレストランが多い。

住居

【ロサンゼルス】
UCLAの学生寮:~$1400/月
(地域によって家賃が全然違うので一概に言えませんが、大学付近のきれいめのアパートメントだとスタジオタイプで約$2000/月くらいかかります)

【バークレー】
バークレーの平均家賃は、$3,240。多くの場合、1ベッドルームや2ベッドルームの物件をルームシェアリングやハウスシェアリングで折半するので、一人当たりの家賃はだいたい$1000-$1500になる。

【マリブ】学生寮:$1600~$2000/月
アパートメント:$1200~/月

【クレアモント】
学生の9割以上は4年間キャンパス内にある学生寮に住む。学食の費用も含めて月15万円程。

【サンタバーバラ】
学生寮 $1500~$1800 (ミールプラン込み)
アパート$600~800(ミールプランなし)
その他$500~$1200(立地による)

【デイビス】
寮:月約20万(食費込み)
ホームステイ:月約10万(3食込み)
アパートメント:月約12万前後(食費込み)

【オレンジ】
※オレンジコーストカレッジの寮は2020年秋にオープン予定。
学生はホームステイまたは大学付近のアパートを借りて生活している。
ホームステイは大学が提携している団体から探すこともできる。プランによって料金は異なるが食事込みで大体$600-800/月程度。
アパートはビビナビやフェイスブック、または学校の掲示板などで見つけることが出来る。一人部屋で$600-800/月程度。

 

公共施設

  • 交通の図1
  • 【ロサンゼルス】
    ダウンタウンは日本大使館、公共図書館、公園やシアターなどの公共施設が数多く建ち並ぶ地区として知られている。ロサンゼルス国際空港(LAX)はダウンタウンから車で約30分(渋滞無)。

    【バークレー】
    大型ショッピングモールなどはないが、図書館や郵便局など基本的になんでも公共交通機関で行ける範囲にある。
    【クレアモント】
    Claremont Consortium内に公共の図書館がある。そのほか、町の中には郵便局やバイク・ピラテスのジム、薬局などはあり、基本的な生活品は揃う。

    【サンタバーバラ】
    サンタバーバラ空港までバスで10分、ロサンゼルス国際空港までバスで2〜3時間。駅もちらほら。
    ダウンタウンには生徒は無料で入れる美術館や、ブロードウェイのツアーが来る劇場、全ての動物がレスキューアニマルの動物園や植物園もある。

    【マリブ】
    街の中心部には図書館、教会、レストラン、スーパーマーケットなどの公共施設がある。車で約20分離れたところにゲッティ美術館や大型ショッピングモールもある。ロサンゼルス国際空港までは車で約40分。

    【デイビス】
    キャンパス付近に、バーやレストランもあります。サクラメントまで、行けば多少買い物ができる、モールがあります。

    【オレンジ】
    オレンジコーストカレッジの徒歩圏内にスーパー、レストラン、ブックオフ、携帯ショップなどがある。車で20分程度でサウスコーストプラザなどのショッピングモールやニューポートビーチへもアクセスできる。
    公共図書館の規模は小さいが、学生ボランティアを募集していることから、課外活動として図書館でボランティアをする学生もいる。

交通機関

  • 交通の図2
  • 【ロサンゼルス】
    カレッジタウンと呼ばれる地域には徒歩圏内に商業施設やレストラン、スーパーがあるため車を所有していなくても困ることはない。
    遠出するときは公共交通機関を利用し移動することもできるが、基本的にロサンゼルスは車社会なのでUberやLyftなどを利用する学生が多い。

    【バークレー】
    バスと地下鉄がある。人口密度が高く駐車スペースが足りないこと、そして敷地内の駐車でも基本的に月極賃料がかかるため、車がない方が暮らしやすい。バークレーへ引っ越すにあたり車を売る人もいるくらいだ。

    【クレアモント】
    ロサンゼルス市内まで行く電車(Metrolink)は1時間に1本ほど出ている。交通量にもよるが、車ではロサンゼルスまで40分〜1時間ほど。
    バスもいくつかあるが、使用している学生は少ない印象。

    【サンタバーバラ】
    サンタバーバラ内は基本生徒は無料、その他は1回$1.25ドル程度で乗れるバスが通るため、車がなくても生活には困らない。少し遠くへ行くときはバスで駅や空港へ行ける。ハイキングなどへ出かけたい場合は車やウーバーが必要。

    【マリブ】
    バスが運行しているが、ダイアが乱れることが多く本数も少ないため、主な交通手段は車。UberやLyftなどの配車サービスを利用する人も多い。

    【デイビス】
    UCD生が、運営しているバスがデイビス内を走っていて、サクラメントまでもバスで行くことが可能です。車を運転できれば、ZipcarやTuroと言った、かーシェアアプリやレンタカーで、サンフランシスコやヨセミテ 国立公園にも行けます。

    【オレンジ】
    大学付近に住んでいる場合は徒歩や自転車、バス等で通学している学生が多く見受けられる。しかし、治安や家賃の観点から少し離れた町から通学する学生も多く、その大半は車で通っているイメージ。
    通学には困らないが、都市がコンパクトにまとまっていないため、通学以外の移動は基本的にバスまたは車となる。アナハイムからはアムトラックと呼ばれる電車がロサンゼルスやサンディエゴなどの都市に向けて通っているが、時間とお金がかかるためウーバーや知人の車で移動している学生が多い。