リベラルアーツの中でも小さい方であり、学年約330人程度。
オフィスアワーも充実しているが、オフィスアワー以外でもAppointmentさえすれば気軽に会える。また、一緒に食事をしたり、Thanksgiving Break時に寮に留まる生徒を自宅に招いてくれる教授も多く、教授との距離は比較的近い。
必修である一部のイントロの授業(40人弱)を除き、平均18名ほどのクラス。5−10名前後のかなり少人数な授業も存在する。
コンソーシアム(5s)内の食堂全てを使えるので、常に食事の選択肢は豊富である。また、食堂によって開いている時間帯が違ったりもするので行きたい時間を選択できる。ステーキ、スムージー、オムレツ、パスタなどカスタマイズできる料理が必ず1品あるのは嬉しい。
クレアモントの街自体は小規模だが、ターゲットやモールなども車で10分以内にあり、Downtown LAまで電車で50分ほどの距離なので程よい田舎である。
学生数と内訳
1,335人(2020)
留学生
非公表、46ヵ国
専攻数
32+コンソーシアム内の他大学での専攻、自らデザインすることも可能。
クラブ数
70+ at CMC
コンソーシアム内のクラブにも参加可能。
奨学金・学費
学費等の総額は2019年度で$29,008,084
約47%の学生が給付型の奨学金をNeed-basedで受け取っており、平均額は$57,151
起業経験があったり、生徒会長をしていたりと高校の時からリーダーシップを発揮してきた人も多い。また実用的で実践的な学問を修めることに興味が深く、卒業後の進路としては大学院進学よりもコンサルや金融系、IT企業、スタートアップなどに就職し、社会で活躍することを目標にする人が多い。実際に学生投資ファンドやコンサルタントグループなどを運用するクラブ活動も充実している。
多少competitiveな面もあるが、決して他者と自分を比べてのものではなく、自身のスキルアップを目指し、他者と切磋琢磨するという感じだ。実際、試験前にはクラスメイトと一緒に試験勉強をしたりなど助け合い精神も持つ。周りが自分と違う専攻の場合が多いので素直に応援しやすいのかもしれない。
世界で活躍するリーダーを作ることがCMCのモットーであり、経済学、政治学、国際関係論、哲学、PPE(Philosophy, Politics, and Economics)、心理学、数学などが人気である。
経済学専攻は圧倒的に多く、経済学と国際関係論、経済学と心理学などデュアル専攻(Dual Majors)している人が多数である。
また、Kech Instituteを通して理系専攻(Biochemistry, Neuroscience, Science Management)をする人も多い。
CMCに存在しない専攻では、コンソーシアム内のHarvey Mudd CollegeやPomona CollegeでComputer Science専攻する人や、5Cs majorであるメディア学も人気である。
96%の生徒がキャンパス内の寮またはSenior apartments(4年生が4人でシェアハウス)に住む。残りの生徒もキャンパスから車で5分以内のアパートメントに住む。
▶︎年間スケジュール(例)
– 8月3週目〜末:3日間ほどの留学生(HMC除くコンソーシアムの他大学を含む)オリエンテーションの後、3泊4日の新入生オリエンテーション(WOA(Welcome Orientation Adventure) trips: beach camping, cabin campingなど幾つかの選択肢から事前に選べる)
– 9月1週目:秋学期授業開始
– 12月10-20日頃:テスト期間
– 12/20-1月末:冬休み(1ヶ月)
– 1月末:春学期授業開始
– 5月10-20日頃:テスト期間
– 5月末〜8月末:夏休み(3ヶ月)
▶︎一日のスケジュール(例)
早起きの人は6時から開く最新のジム、Roberts Pavilionにてワークアウト後、シャワーを浴びて朝食を食べた後、一限目(8:10 am-9:25 am)の授業を受ける。
Versity Teamに所属する選手も朝練が多め。早起きが苦手な多数の人はできるだけ一限目の授業を選択しないようにし、授業に合わせて起床、徒歩や乗り物(自転車、スケートボード、スクーター)に乗って教室へ。
11:45-12:30にかけて昼食を食べ、午後の授業を受ける。そして、17:30時までにほとんどの授業が終わる。
ちなみに1学期に3−5個の授業を選択可能で、基本月水(金)または火木で同じ授業を受ける(週一だと一コマ2時間45分、週二だと75分、週三だと50分授業)。
また体育はいくつでも選択可能だ。ただし、選択した場合、出席も義務付けられる。
授業の空き時間は図書館やカフェ、自身の部屋で自習をする人も多い。夕食後は友達と図書館やカフェ、自習室で勉強したり、チューターに宿題の質問をしに行く。平日は1時までに就寝する人が多い。
入学時は専攻を選択しなくてもよく、2年目の終わりまでに何らかの専攻を宣言する必要がある。ただし、実質卒業までいつでも専攻を変更でき、デュアルメジャー(それぞれの専攻の必修の数が減る)や副専攻(sequence)の選択肢もある。
秋と春の二学期制で授業は1学期に基本的には4つ(最低3つ最大5つ)取り、4年間で32授業を履修する必要がある。この際、APやIB試験の結果などが一定の基準に満たしていた場合や他大学でのサマースクールで単位を取得した場合、electivesとして単位の移行が可能である。
他の卒業条件として、General Education Requirementsと呼ばれる大学が指定する分野の授業を最低1つずつ受けていること、体育の授業を4年間で3回受けることなどがある。
CMC General Requirements (GEs)
– Freshman Writing Seminar
– Freshman Humanity Seminar
– Math (Calculus 1だと簡単な微積分)/Computer Science
– Lab Science
– PE x 3 semesters
以下のうち、専攻以外の3つ
– Econ 50: Intro to micro and macroeconomics
– Gov 20: The US Government
– History
– Psychology
以下のうち、2つ
– Philosophy
– Religious Studies
– Literature
– Foreign Literature
Common Applicationで出願可能。
Common Application共通エッセイと、大学独自のエッセイが課される。自己アピールのビデオ提出や面接も可能。
SAT with EssayかACTの提出が義務付けられていたが、コロナの影響で2021年度の出願提出の際はoptionalになった。留学生はTOEFLまたはIELTSの提出も必要となる。