総合大学にしては小さめで、学部生にとっては少し大きめなリベラルアーツ大学のような規模。
教育熱心な教授が多く、授業やOffice hourで直接話しに行けば真剣に相談に乗ってくれる距離感。 生徒:教授の比率は5:1。
200人越えの大講義もある一方で、75%の授業は20人以下。 全てのレクチャーに少人数のディスカッションが設けられている。
キャンパス内の8つのDining Hall(食堂)では毎日美味しい食事が提供され、学生の憩いの場となっている。 上級生はEating Clubという特別なハウスで食事を取る。
キャンパスのすぐ横にはカフェやレストランが並ぶ通りがあるが、町の規模や小さい。1時間半ほど電車に乗ればニューヨークのマンハッタンに行くことができる。
学生数と内訳
合計8,500人
学部生5,500人
修士300人
博士2,700人
留学生数
25%
専攻数
36 (副専攻は55)
クラブ数
300
奨学金
60%の学生が大学からfinancial aidをもらっており、その平均額は$56,500。
Need-blind admission & Need-based aid制度で、国籍を問わずfinancial aidを受けることができる。
また、卒業生の寄付率は全米1位。
愛校心が非常に強く、大学のネットワークをとても大切にしている。
学生の雰囲気としては、学問やキャリアに真剣に向き合っている上、多才で課外活動にも全力で打ち込んでいるオールマイティな人が多い。研究に関しては応用分野より基礎研究に力を入れており、学問を大切にする雰囲気がある。
数学、物理学、コンピュータサイエンス、歴史学、経済学、公共政策、脳科学、心理学、英語文学、言語学など
卒業生の多くは大学生活を振り返って「勉強は大変だったが、仲間と過ごした時間が宝物」と言う人が多く、実際に通っていてもそう感じる。
キャンパス内には様々な文化や芸術、スポーツやビジネスなどのクラブを中心としたコミュニティが存在し、寮やEating clubを通してそのあらゆるコミュニティに所属する学生と関わる事ができる。勉強している学問分野においても同様で、あらゆる才能を持つ仲間と過ごす日々はとても刺激的。
▶︎年間スケジュール(例)
– 9月〜: 秋学期開始
– 10月: 中間試験+秋休み
– 12月: 期末試験
– 1月: 冬休み
– 2月〜: 春学期開始
– 3月: 中間試験+春休み
– 5月: 期末試験+卒業式
– 6月〜8月: 夏季休暇
▶︎一日のスケジュール(例)
– 起床: シャワーを浴びて食堂で朝食
– 午前中: 授業
– お昼休憩: 食堂で友達と昼食
– 午後: 授業
– 休憩: Late mealで空腹を満たしつつ一休み
– 夕方: 課外活動やOffice hour
– 休憩: 食堂で夕食
– 夜: 図書館で勉強や課外活動。空き時間にジムで運動など。
– 深夜:キャンパスイベントやパーティがある日も
A.B.(文系+工学部以外の理系専攻)かB.S.E. (工学部系の専攻)で履修授業が異なるが、いずれの場合も専門分野以外の学問も幅広く学ぶ機会を設けるため、様々な分野の授業を取りDistribution Requirementsを満たす必要がある。また、プリンストン大学の大きな特徴として、ほぼ全ての専攻で卒業論文が卒業要件となっている。
1年生はWriting Seminar(アカデミックな文章を書くトレーニングの授業)が必修。A.B.の場合は第2言語でのProfiency(日本語でも可)、または語学の授業が1~4単位必要。
出願必須項目にGraded Written Paperがある。
日本の高校に通っている場合などは、特別に英語で学術的なペーパーを書き担当教員に評価してもらう必要があるため、早めに準備する事がある。