世界で2番目に大きな国土を有し、北アメリカ大陸に位置する連邦立憲君主制国家。
200を超える民族からなり、先住民の文化から移民してきたヨーロッパ系の文化まで幅広く混じり、重なり、形成されている。
カナディアンロッキーやナイアガラの滝など、広大な自然もカナダの大きな魅力の1つ。
※以下は2020年1月時点の情報です。内容は学生の調査・主観に基づいた情報ですので、参考にする際には注意してください。
人口
約3,724万人(2018年)
時差
西海岸(バンクーバー):-16時間
東海岸(トロント):-13時間
公用語
英語・フランス語
気候
夏は晴天が続くが、冬は雨や曇りの日が多い。四季が楽しめる。
首都
オタワ
カナダは広大な土地を保有しているにも関わらず、大学数が100校と少ない。そのほとんど州立であるため、教育水準が非常に高いと言われている。
大学の種類として、4年制の総合大学と2年制のカレッジがある。各地にある2年制のカレッジには、職業訓練コースと大学編入コースがあり、大学編入コースを修了すると、総合大学に編入が可能となっている。職業訓練コースでは、職業に直結する専門教育を行っており、卒業後就職できる人は90%以上と高い就職率を誇っている。
カナダの教育では、ボランティア活動を非常に重視している。
州によっても異なるが、一般的にはバンクーバーは物価が高く、トロントは日本での生活とほぼ変わらないと言われている。
生鮮食材や農作物、家賃、医療や保険に関わるサービスなどの費用には税金が課されないため、自炊をすれば食費は抑えられる。逆に外食に頼ると、税金に加え、10-15%のチップが課されるため、食費がかさむ。
水道光熱費は日本に比べると安いため、そこまで負担にはならない。ただ携帯会社の基本利用料金が高いので(約7000円/7GB)、ケータイ会社が定期的に行っているプロモーションの際にプラン変更すると良い。税金に関して、インターナショナル生は申請すれば年に10万円程度キャッシュバックされるのも魅力的。
留学生のための奨学金はいくつかの大学(マギルなど)を除き豊富でないため、日本の財団に応募し、渡加前に奨学金を獲得することをオススメする。
大学側から、Bursary/Financial Aidという低所得世帯向けの補助金をもらうことも可能であるが、親の所得証明などを提出しなければならなく、一定の基準を満たさない限り受け取ることができない。
現地学生、留学生問わず、大学の保険に加入することが義務付けられている。費用は学費に含まれているため、別途個人で加入する必要はない。総合病院で専門医に診てもらうためには、ウォークインクリニック(ショッピングモールや街中にある簡易診療施設)にまず診てもらうことが必要だが、あまりあてにならない。待ち時間が非常に長い上に、1日に診てもらえる患者の人数に制限があるため、朝早くから並ばなければならないこともしばしば。
日本人の医者も一応いるため、誰かに紹介してもらうことも可能。大学内にも医者はいるが、前者と同様、予約がなかなか取れず、1日に診てもらえる人数は十数名と非常に少ない。日本から風邪薬などの常備薬を一通り持っていくことをオススメする。何か大きな病気でない限りは、常備薬で対処すると良いだろう。
在カナダ日本大使館から様々な情報が提供されるので、メールアドレスを登録しておくと良い。ビザ申請には時間がかかるため、余裕を持って行うこと。